特許
J-GLOBAL ID:200903045197982577
衛星通信を利用した測位方法及び方式
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000893
公開番号(公開出願番号):特開平9-189753
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 安価な装置で短時間で高精度な測位を行うことができる移動体の測位に好適な衛星通信を利用した測位方式を提供する。【解決手段】 固定局と測位対象たる移動局とが存在する。各局は、実質的に同一位置に配置された複数の衛星受信機と、一つの情報処理装置とを備える。各局において、複数の衛星受信機は、衛星からの受信情報に基づき自局の測位情報を生成して自局の情報処理装置に出力し、情報処理装置は、複数受信機からの測位情報の平均値を求めることにより、各受信機内の内的要因により生じる測位誤差を除去して、この平均値を自局の測位位置とする。固定局の情報処理装置は、予め判明している自局の正確な位置と、自局の測位位置との間の差を計算することにより、衛星や電波状態などの外的要因により生じる測位誤差を求め、これを移動局の情報処理装置に送る。移動局の情報処理装置は、自局の測位位置に固定局からの測位誤差を加算することにより、自局の最終的な測位位置を求める。
請求項(抜粋):
衛星からの電波を、正確な位置が判明している固定局と移動可能な測位局とで受信して、測位局の推定測位位置を求める測位方式において、前記固定局は、許容誤差半径内に配置され、前記衛星からの電波を受信して夫々前記固定局の測位情報を生成する複数台の第1の衛星受信機と、これら第1の衛星受信機からの同一測位時刻毎の測位情報の平均値求めて固定位置空間積分値とし、そして、この固定位置空間積分値と前記固定局の正確な位置情報との差分値を求める差分演算手段とを備え、前記測位局は、許容誤差半径内に配置され、前記衛星からの電波を受信して夫々前記測位局の測位情報を生成する複数台の第2の衛星受信機と、これら第2の衛星受信機からの同一測位時刻毎の測位情報の平均値を求めて測位位置空間積分値とする平均値算出手段と、前記固定局から前記差分値を受取り、この差分値を用いて、前記平均値算出手段からの測位位置空間積分値および前記第2の衛星受信機からの測位情報のいずれか一方を補正することにより、各測位時刻毎の前記測位局の推定測位位置を求める測位位置決定手段とを備えることを特徴とする衛星通信を利用した測位方式。
IPC (3件):
G01S 5/02
, H04B 7/15
, G01S 5/14
FI (3件):
G01S 5/02 Z
, G01S 5/14
, H04B 7/15 Z
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