特許
J-GLOBAL ID:200903045198462011

蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232832
公開番号(公開出願番号):特開平5-332690
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 水系化学蓄熱材を用いた場合に、蓄熱時に熱の一部を反応ガス(水蒸気)発生器内の水を顕熱として蓄熱することによって、放熱時に発生させる反応ガス圧およびそれに伴う蓄熱材の反応温度を、通常得られる低温度レベルの熱源(室温レベルなど)を用いた場合よりも高い温度で放熱することができる、固-気反応系化学蓄熱材用の蓄熱装置を提供する。【構成】 化学蓄熱材を充填した蓄熱容器A、液化反応ガスをいずれも充填した反応ガス発生器Bおよび反応ガス回収器Cよりなり、A-B、B-C、C-Aの上方空間同志が反応ガス用パイプで連結されており、熱交換媒体用蛇管がA-BおよびCにそれぞれ配管されている蓄熱装置。
請求項(抜粋):
充填された化学蓄熱材と接する下方位置に配管された熱交換媒体用蛇管を有する蓄熱容器A、充填された液化反応ガスと接する下方位置に配管された熱交換媒体用蛇管を有する反応ガス発生器Bおよび充填された液化反応ガスと接する下方位置に配管された熱交換媒体用蛇管を有する反応ガス回収器Cよりなり、外部が断熱材で覆われた反応ガス発生器は反応ガス回収器より低い位置に設置されており、蓄熱容器A-反応ガス発生器B間および-反応ガス回収器C間は、いずれも途中にバルブを設けた反応ガス用パイプで上方空間位置で連結されており、反応ガス発生器Bと反応ガス回収器Cとは、回収器Cの蛇管より上部の空間位置と発生器Bの上方空間位置とで、途中にバルブを設けた液化反応ガス用パイプで連結されており、蓄熱容器Aの蛇管と発生器Bの蛇管とが3方バルブを有する連結管によって連結されている、固-気反応系化学蓄熱材用の蓄熱装置。

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