特許
J-GLOBAL ID:200903045200566903

PWM回路およびこのPWM回路を用いたインバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-269444
公開番号(公開出願番号):特開2003-088131
出願日: 2001年09月05日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 搬送波の周波数を信号波と時間的に無関係に変化させ装置の磁気音や機械振動を低減させる方式のPWM回路は、周波数を変化させるために高価なV/FコンバータやD/Aコンバータを必要とし、また、周波数を変化させるアナログ信号処理を含むため経時的・温度的に変化が大きく、安定しないという問題があった。【解決手段】 この発明のPWM回路では、搬送波(三角波)の振幅と、電圧信号の振幅とを同時に同じ割合で変更するための振幅指令用レジスタ17を設けた。このレジスタ17に設定した値が搬送波の振幅を決定(変更)し振幅を連続的に変化させる。一方、搬送波の電圧変化速度(波形の傾斜)は、アップ/ダウンカウンタ5がカウントする発振器4の周波数により一定に決まっているため、振幅の変更は搬送波の周波数を変化させたと同等の効果を得る。
請求項(抜粋):
インバータ装置の出力電圧波形の基準となる波形信号のデータ列を出力するCPU、前記波形信号のデータ列を保持して、前記CPUから指令された大きさの電圧信号データに変換し、必要なタイミングで出力する電圧指令用レジスタ、あらかじめ定めた所定の周波数のパルスを発振する発振器、前記パルス列をアップカウント又はダウンカウントし、このカウント数が前記CPUから指令された上限値に達するか又はゼロになる度に、このカウント方向を切り替えることにより搬送波データを生成するアップダウンカウンタ、前記搬送波データと、前記電圧信号データとを比較して、その大小に応じた2値信号を前記インバータ装置のゲートパルス信号として出力する比較器、前記CPUの指令により、前記アップダウンカウンタの前記上限値と、前記電圧指令用レジスタの前記電圧信号データとを、同時に同じ割合で変化させる振幅指令用レジスタを備え、この振幅指令用レジスタによって前記ゲートパルス信号のデューティ比を一定に保ちつつ前記搬送波データの周波数を変更することを特徴とするPWM回路。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H03K 7/08
FI (3件):
H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 J ,  H03K 7/08 C
Fターム (7件):
5H007AA01 ,  5H007CB04 ,  5H007DB07 ,  5H007DB12 ,  5H007EA03 ,  5H007EA14 ,  5H007EA15

前のページに戻る