特許
J-GLOBAL ID:200903045203230060

電力変換システムの制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-340028
公開番号(公開出願番号):特開平5-022938
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 永久磁石発電機を周波数変換装置を介して電力系統に連系させシステムにおいて、発電機端子電圧を設定値に維持して電力の有効利用を図り、電力変換装置の故障を防止する。【構成】 発電機側制御系に電圧調節器30を設け、電圧検出器28により検出した発電機1の端子電圧が電圧指令値E*に一致するように点弧角調節器32により電力変換装置2aの点弧位相指令を出力する。これにより、発電機内部誘起起電力に対する発電機端子電圧の位相を操作し、発電機出力電流の位相、大きさを調節して発電機端子電圧を設定値に維持する。
請求項(抜粋):
任意の速度で回転する永久磁石発電機の端子電圧を、順変換装置としての発電機側電力変換装置及び逆変換装置としての系統側電力変換装置にて構成される電圧形周波数変換装置を介し電力系統の周波数と同一周波数に変換して電力系統に連系する電力変換システムの制御回路において、系統側電力変換装置から電力系統に対し出力する有効・無効電力を制御する有効・無効電力制御手段と、発電機の端子電圧実際値または周波数変換装置の直流中間電圧実際値を電圧指令値に一致させるように動作する電圧調節手段と、この電圧調節手段の出力を入力として、発電機内部誘起起電力に対する発電機端子電圧の位相角を制御することにより発電機出力電流の位相及び大きさを調節して発電機端子電圧の大きさを一定に制御するような点弧位相指令を生成する手段と、この手段により生成された点弧位相指令に従って発電機側電力変換装置を運転する手段と、を備えたことを特徴とする電力変換システムの制御回路。

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