特許
J-GLOBAL ID:200903045209886838

フィルタおよび医療装置展開能力を有する経皮カテーテルおよびガイドワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-548271
公開番号(公開出願番号):特表2001-524008
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】狭窄血管を治療する装置および方法、詳しくは、好ましくは上行大動脈、大動脈弓、または頚動脈内にステント(20)を送達するために使用される、遊離塞栓性物質を捕獲するフィルタ(30)を含む経皮カテーテル(10)が提供される。カテーテル(10)は、膨張可能バルーン(16)上に展開される拡張可能ステント(20)もしくは自己拡張型ステントを含む。フィルタ(30)アセンブリがカテーテル(10)上に直接、または個別のシース(32)内に、もしくはガイドワイヤ(40)上に配備される。フィルタアセンブリ(30)は、カテーテル(10)またはシース(32)を通して挿入されるガイドワイヤ(40)上に配置された、もしくはカテーテル(10)の遠位領域上に直接取り付けられた拡張フレーム(52)を備え、拡張フレームにはフィルタメッシュ(60)が取り付けられている。拡張フレーム(52)は、血管内で収縮状態から拡大状態へと作動化され、これによりフィルタメッシュ(60)と共に血管を横断する構造を備えている。拡張フレーム(52)はバイアスされた支柱、機械操作のフレーム、および/または流体操作のフレームを含む。カテーテル(10)を血管に経皮的に導入し、ターゲット領域に向けて進める。ステント(20)をこの領域にわたって位置付ける。フィルタアセンブリ(30)を開き、ステント(20)を展開させて実質的に永久に血管壁に係合させ、これにより狭窄領域の開口および/または大動脈プラークの閉じ込めが行われる。
請求項(抜粋):
フィルタおよびステント展開能力を有する経皮カテーテルであって、 近位端および遠位端を有し、また近位領域および遠位領域を有するカテーテル本体と、 該カテーテル本体の該遠位領域の周囲に配置された拡張可能ステントであって、該ステントを体内経路へと管内送達するのを可能にし、該ステントを該カテーテル本体に極めて接近した位置におく第1の直径と、該体内経路の壁と実質的に係合するようにされた第2の拡張直径とを有するステントと、 収縮状態と拡大状態との間で拡張可能である、該カテーテル本体の該遠位領域の近くに配置された拡張フレームと、 該拡張フレームに取り付けられたフィルタメッシュと、 該カテーテル本体を受容し、該ステントを該第1の直径で保持し、該拡張フレームを該収縮状態で保持するようにされたシースであって、使用中は、該拡張フレームおよび該ステントを開放するために引き戻されるシースと、 を備えたカテーテル。
IPC (3件):
A61M 29/00 ,  A61B 17/00 320 ,  A61B 17/22
FI (3件):
A61M 29/00 ,  A61B 17/00 320 ,  A61B 17/22
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭64-046477
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-046477

前のページに戻る