特許
J-GLOBAL ID:200903045218916146

カーシートヒータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330238
公開番号(公開出願番号):特開平6-176857
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、車両座席等に利用される暖房装置に関して、発熱体にPTC発熱体を使用し、通電発熱時の発熱体の電流を検知して、発熱体への通電制御をすることで、通電時からの熱伝達の遅延とPTC発熱体の熱履歴による抵抗温度特性の変化に対する課題を解決し、安全で長期使用に耐えるカーシートヒータを提供する。【構成】 一対の電極線11と高密度ポリエチレンにカーボンブラックを分散させて架橋した後、細分化して微小導電粒体とし、さらにカーボンと共に高密度ポリエチレンに混合分散された導電性組成物から成る抵抗体12を一体成形し、前記抵抗体12を全体被覆するポリエステルフィルム13を備えたPTC発熱体9のヒータユニット1と、電流検知、通電制御を行うコントローラ2で構成され、即熱性が高く、安全なカーシートヒータを得ることができる。
請求項(抜粋):
一定の間隔で平行に対向して配置する一対の長尺の金属電極線と、前記電極線に結晶性高分子と導電性微粉末からなる混合物を架橋処理および粉砕処理した導電性粒子と、カーボン粒子を結晶性高分子組成物に混合分散して形成された導電性組成物を主成分とする正抵抗温度係数を有する抵抗体を被覆して一体に成形され、前記抵抗体を電気絶縁体で被覆してなるPTC発熱体と、前記PTC発熱体を保持するヒータユニットと、通電時に前記PTC発熱体に流れる電流を検出し、通電制御するコントローラから構成されるカーシートヒータ。
IPC (6件):
H05B 3/20 351 ,  A47C 7/74 ,  F24D 13/02 ,  H05B 3/00 365 ,  H05B 3/14 ,  H05B 3/56

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