特許
J-GLOBAL ID:200903045226559220

内燃機関の回転速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-108759
公開番号(公開出願番号):特開平8-303338
出願日: 1995年05月02日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】内燃機関の回転変動を最大限抑制できるようにすること。【構成】従来同様の回転速度を目標回転速度に維持するための回転速度フィードバック制御を行いつつ、筒内圧センサ20に基づき検出(B801)される図示平均有効圧(Pi' real )と、運転状態に応じて算出(B802)される期待値(Pi' est) と、の偏差(Pi' e)を求める(B803) 。そして、偏差(Pi' e)をフィルタ処理(B804)した後、偏差により生じるであろう回転変動を抑制できる点火時期の補正量を運転状態等を加味して算出し出力する(B805 〜B807) 。これにより、燃焼変動が生じても燃焼変動が回転速度変動として現れる前から、燃焼変動に起因する回転変動を抑制する方向に点火時期を補正することができるので、従来の装置に対し、より高周波成分まで内燃機関の回転変動を抑制することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の実際の回転速度を目標回転速度に一致させるように、内燃機関の実際の回転速度と目標回転速度との偏差に応じ、内燃機関に供給する空気量、燃料量、点火時期、EGR率等の内燃機関の制御量のうち少なくとも1つをフィードバック制御する回転速度フィードバック制御手段を備えると共に、内燃機関の実際の燃焼状態と相関の強い状態量を検出する燃焼状態量検出手段と、内燃機関の運転状態に応じて定まる燃焼状態と相関の強い状態量を、期待値として算出する期待値算出手段と、前記検出された実際の燃焼状態量と、前記算出された期待値と、の偏差を算出する偏差算出手段と、前記偏差算出手段により算出された偏差に基づいて、燃焼状態のばらつきに起因する回転速度変動を抑制するように、点火時期を補正する点火時期補正手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の回転速度制御装置。
IPC (3件):
F02P 5/15 ,  F02D 45/00 330 ,  F02D 45/00 368
FI (3件):
F02P 5/15 C ,  F02D 45/00 330 ,  F02D 45/00 368 T

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