特許
J-GLOBAL ID:200903045232710194

塊成鉱製造における事前処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-204257
公開番号(公開出願番号):特開平5-043953
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 従来と比較し、投棄が困難となった転炉スラグを塊成鉱製造プロセスに積極的に利用することで、近年漸次増加する傾向にあるゲ-サイト質鉱石を、多量に使用することを可能とする方法を提供することにある。【構成】 本発明は、塊成鉱製造時にフラックスとしての石灰石(または生石灰)の一部を粒度が-0.125mmが30%以上である転炉スラグで代替するものであり、その配合量は、原料全体の塩基度CaO/SiO2 が石灰石(または生石灰)使用時の塩基度値を維持するように設定した設定配合量の転炉スラグをゲ-サイト質或いは粘土質鉱物含有鉱石に添加・混合・擬似粒化した後、他の原料に配合するか、または、ゲ-サイト質或いは粘土質鉱物含有鉱石を擬似粒化し、その表面に転炉スラグを被覆した後、他の原料に配合することを特徴とする塊成鉱製造における事前処理方法である。
請求項(抜粋):
結晶水を含有するゲ-サイト質鉱石を塊成鉱製造原料として使用するに際し、フラックスとして転炉スラグを-1mmに粉砕し、-0.125mmが30%以上となるように粒度を調整し、該転炉スラグを前記ゲ-サイト質鉱石に添加・混合し擬似粒化することを特徴とする塊成鉱製造における事前処理方法。

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