特許
J-GLOBAL ID:200903045233754675

周波数オフセット補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207985
公開番号(公開出願番号):特開平7-066842
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル通信方式の受信端に設けられた周波数オフセット補償回路において、マルチパス伝搬によるフェージングが発生する状況下においても周波数オフセットを精度よく推定する。【構成】 相関回路でマルチパス伝搬による遅延波の差動符号系列を考慮して相関出力を算出する。【効果】 これにより、マルチパスフェージング条件において、遅延波の影響が無視できない場合においても精度よく周波数オフセットを推定することができる。特に、遅延波の信号レベルが直接波の信号レベルより大きい非最小位相モードにおいても精度よく周波数オフセットを推定することができる。
請求項(抜粋):
複素包絡線信号が入力される入力端子(1)と、この入力端子から入力された前記複素包絡線信号を遅延検波する遅延検波回路(2)と、差動符号系列(m(i))を発生させる差動符号化回路(5)と、前記遅延検波された信号とこの差動符号系列とを用いて相関検出を行う相関回路(3)と、この相関回路の出力から周波数オフセット推定値を出力する周波数オフセット推定回路(4)と、前記複素包絡線信号とこの周波数オフセット推定値とを入力し複素乗算を行い周波数オフセットを補償する複素乗算器(7)とを備えた周波数オフセット補償回路において、前記差動符号化回路(5)の出力と前記相関回路(3)の入力との間に、トランスバーサルフィルタ(8)が介挿されたことを特徴とする周波数オフセット補償回路。
IPC (3件):
H04L 27/22 ,  H03H 15/00 ,  H04B 1/10

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