特許
J-GLOBAL ID:200903045239136558

バルブ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-286270
公開番号(公開出願番号):特開平6-135308
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】アンチロック制御から通常制御に移行する際、キャリパ圧とマスタ圧との圧力差に左右されずにキャリパ圧の昇圧レートを制御できるバルブ機構を提供することを目的とする。【構成】エキスパンダピストン72を所定の位置で停止することにより、カットバルブ96は、着座部92から離間する。したがって、マスタシリンダに連通する入力ポート78とキャリパシリンダに連通する出力ポート80は、オリフィス98のみによって連通し、規制された昇圧レートでブレーキ圧が上昇する。これにより、入力ポート78と出力ポート80の差圧が減少しても、オリフィスバルブ100は、下向きに付勢するコイルスプリング104の弾性力が上向きに付勢するコイルスプリング102の弾性力よりも大きいため、オリフィスバルブ100が着座部94から離間するおそれはなく、安定してキャリパ圧の昇圧レートを制御できる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作量に基づいてブレーキ圧を発生させるマスタシリンダに連通する入力圧室と、車輪ブレーキを作動させるキャリパシリンダに連通する出力圧室と、前記入力圧室と前記出力圧室との間に設けられた調整室と、前記出力圧室に進退自在に設けられたピストンと、前記ピストンの先端部が当接して連動することにより前記調整室と前記出力圧室とを連通させる第1弁体と、前記第1弁体が当接して連動することにより前記調整室と前記入力圧室とを連通させる第2弁体と、前記第1弁体と第2弁体に両端部が係合し、前記調整室と前記出力圧室との連通を遮断するように第1弁体を付勢する第1弾性部材と、前記第2弁体と入力圧室に両端部が係合し、前記調整室と前記入力圧室との連通を遮断する第2弾性部材と、前記調整室と前記入力圧室とを連通するオリフィスと、を備え、前記第2弾性部材は第1弾性部材よりも弾性力が大であることを特徴とするバルブ機構。
IPC (2件):
B60T 8/00 ,  B60T 15/36
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-192657

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