特許
J-GLOBAL ID:200903045239301079

芳香族化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-240217
公開番号(公開出願番号):特開2001-122808
出願日: 2000年08月08日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 ベンズアルデヒド類及び/又は安息香酸類を、腐食性の大きい触媒を用いることなく、しかも副反応を抑制しつつ、生産効率よく製造する。【解決手段】 芳香族化合物の製造方法は、(A)N-置換環状イミド系触媒の存在下、ベンゼン環に置換基を有していてもよいトルエン類と分子状酸素とを接触させて前記トルエン類を酸化する酸化工程と、(B)反応混合物に水を加えて抽出する第1抽出工程と、(C)前記第1抽出工程で得られた有機層にアルカリ水溶液を加えて中和し、分液させる第1中和工程と、(D)(D1)前記第1中和工程で得られた有機層から反応で生成したベンズアルデヒド類を回収するベンズアルデヒド類回収工程及び(D2)前記第1中和工程で得られた水層に酸を加えて酸性化し反応で生成した安息香酸類を回収する安息香酸類回収工程から選択された少なくとも1つの工程とを含む。
請求項(抜粋):
N-置換環状イミド系触媒の存在下、ベンゼン環に置換基を有していてもよいトルエン類を酸素で酸化して、対応するベンズアルデヒド類及び安息香酸類から選択された少なくとも1種の芳香族化合物を製造する方法であって、(A)前記触媒の存在下、前記トルエン類と分子状酸素とを接触させて前記トルエン類を酸化する酸化工程と、(B)反応混合物に水を加えて抽出する第1抽出工程と、(C)前記第1抽出工程で得られた有機層にアルカリ水溶液を加えて中和し、分液させる第1中和工程と、(D)(D1)前記第1中和工程で得られた有機層から反応で生成したベンズアルデヒド類を回収するベンズアルデヒド類回収工程及び(D2)前記第1中和工程で得られた水層に酸を加えて酸性化し反応で生成した安息香酸類を回収する安息香酸類回収工程から選択された少なくとも1つの工程とを含む芳香族化合物の製造方法。
IPC (6件):
C07C 27/12 340 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 45/36 ,  C07C 47/542 ,  C07C 51/265 ,  C07C 63/04
FI (6件):
C07C 27/12 340 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 45/36 ,  C07C 47/542 ,  C07C 51/265 ,  C07C 63/04
Fターム (20件):
4H006AA02 ,  4H006AC45 ,  4H006AC46 ,  4H006AD11 ,  4H006AD16 ,  4H006AD17 ,  4H006BA51 ,  4H006BB31 ,  4H006BB45 ,  4H006BE01 ,  4H006BE02 ,  4H006BE03 ,  4H006BE10 ,  4H006BE11 ,  4H006BE30 ,  4H006BJ50 ,  4H006BS30 ,  4H039CA62 ,  4H039CA65 ,  4H039CC30

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