特許
J-GLOBAL ID:200903045247413820

結像レンズの位置調整方法及びその位置調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-343969
公開番号(公開出願番号):特開平8-272947
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【課題】調整時間の短縮化を図り調整効率を向上させることができる結像レンズの位置調整方法を提供する。【解決手段】結像レンズ3を試行回転開始位置から試行回転終了位置に試行回転する。この試行回転により、MTF差が同傾向且つ大きくなる場合には、結像レンズ3を試行回転位置に復帰させた後、試行回転と逆方向に回転させる。MTF差が同傾向且つ小さくなる場合には、結像レンズ3を試行回転終了位置から試行回転と同方向に回転させる。MTF差が異傾向且つ大きくなる場合には、結像レンズ3を試行回転位置に復帰させた後、試行回転と同方向に回転させる。MTF差が異傾向且つ小さくなる場合には、結像レンズ3を試行回転終了位置から試行回転と逆方向に回転させる。このようにして、結像レンズ3によるチャート像50の位置を固体撮像素子の画素ライン上に合わせる。
請求項(抜粋):
読み取り対象を光学像に変換する結像レンズと、この光学像を光電変換する画素ラインを有する固体撮像素子との相対位置を、固体撮像素子の出力情報に基づいて結像レンズを回転して調整する結像レンズの位置調整方法において、前記結像レンズを試行回転開始位置から試行回転終了位置に試行回転する工程と、前記試行回転開始位置における前記画素ライン両端のMTF差と試行回転終了位置における前記画素ライン両端のMTF差とを計測する工程と、この計測された試行回転開始位置におけるMTF差と試行回転終了位置におけるMTF差とを比較する工程とを備え、比較されたMTF差が同傾向且つ増大する場合には、前記結像レンズを試行回転開始位置に復帰させた後、試行回転と逆方向に回転させる工程と、比較されたMTF差が同傾向且つ減少する場合には、前記結像レンズを試行回転終了位置から試行回転と同方向に回転させる工程と、比較されたMTF差が異傾向且つ増大する場合には、前記結像レンズを試行回転開始位置に復帰させた後、試行回転と同方向に回転させる工程と、比較されたMTF差が異傾向且つ、同じか減少する場合には、前記結像レンズを試行回転終了位置から試行回転と逆方向に回転させる工程と、を備えることを特徴とする結像レンズの位置調整方法。
IPC (3件):
G06T 1/00 ,  H04N 1/028 ,  H04N 1/19
FI (3件):
G06F 15/64 325 F ,  H04N 1/028 B ,  H04N 1/04 102
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 光学系調整装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-103176   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 特開平4-252656
  • 特開平2-237363

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