特許

J-GLOBAL ID：200903045247745652

ウエビング巻取装置

発明者： 山下 辰雄 ,  星野 賢司 ,  西出 誠司 ,  永田 智紀
出願人/特許権者： 株式会社東海理化電機製作所
代理人 (1件)： 中島 淳 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-184874
公開番号（公開出願番号）：特開2000-016245
出願日： 1998年06月30日
公開日（公表日）： 2000年01月18日
要約：

【要約】【目的】 構造が簡単でかつ許容されるスプールの回転量(ウエビングの引出し量)を多く確保して効率の良いエネルギー吸収を図ることができるウエビング巻取装置を得る。【構成】 ウエビング巻取装置10では、スプール22はトーションバー32を介してセンサシャフト28に連結されており、さらにセンサシャフト28に螺合するスクリュー34はスプール22に係合して一体回転される。車両急減速時にセンサシャフト28の回転が阻止されると、先ずトーションバー32が捩じられて第1次のエネルギー吸収が果たされ、次いでスクリュー34がセンサシャフト28の噛み込み部40にねじ切りを行いながら移動して第2次のエネルギー吸収が果たされる。これにより、許容されるスプール22の回転量(ウエビング24の引出し量)を多く確保して効率の良いエネルギー吸収を図ることができる。

請求項（抜粋）：

ウエビングが引出し巻取りされる筒状のスプールと、前記スプール内にスプールと同軸状でかつ相対回転可能に設けられるセンサシャフトと、前記センサシャフトに係合してそのウエビング引出方向回転を阻止するロック手段と、前記スプール内に前記スプールと同軸状に設けられ、一端が前記スプールに連結されると共に他端が前記センサシャフトに連結され、通常は前記スプールと前記センサシャフトとを一体に回転させ、前記ロック手段による前記センサシャフトのウエビング引出方向回転阻止状態ではウエビング引張力により捩じれながら前記スプールを前記センサシャフトに対してウエビング引出方向へ相対回転させるトーションバーと、前記スプールとセンサシャフトとの間において前記センサシャフトに螺合して設けられ、通常は前記スプール及びセンサシャフトと一体に回転し、前記トーションバーの捩じれによる前記スプールの前記センサシャフトに対するウエビング引出方向相対回転時には、前記スプールの回転力により前記センサシャフトにねじ切りを行いながら移動するスクリューと、を備えたことを特徴とするウエビング巻取装置。

Fターム (1件)：

3D018DA07