特許
J-GLOBAL ID:200903045259886936

冷凍冷蔵庫の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-168172
公開番号(公開出願番号):特開平5-018650
出願日: 1991年07月09日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 食品を冷蔵し貯蔵することができる冷蔵室を設けた冷凍冷蔵庫において、例えば夏場など、食品を詰め込んだり、急な来客などで早く冷やしたいときに、冷蔵室の最適な温調を行なうことができる冷凍冷蔵庫の制御装置を提供することを目的とする。【構成】 雰囲気温度の演算手段26を設け、ドア開放時間、外気温度、庫内温度から冷蔵室の雰囲気温度変化度を演算する。また、負荷の演算手段28を設け、庫内温度、庫内温度の変化率から冷蔵室内の食品の負荷量(食品温度×熱容量)を演算し、さらに熱負荷変動(熱負荷量の増減)を演算する。そして、ファジィ推論プロセッサ30では、熱負荷量、熱負荷変動、雰囲気温度変化度と、メモリ29から取り出された制御ルールに基づいてファジィ論理演算を行ない、ファンモータの回転数とダンパの開度を算出する。
請求項(抜粋):
食品を冷蔵し貯蔵することができる冷蔵室を設けた冷凍冷蔵庫において、冷蔵室のドアの開閉により動作する冷蔵室ドアスイッチと、前記冷蔵室ドアスイッチの開閉を検出するドア開閉検出手段と、タイマカウンタを内蔵し、前記ドア開閉検出手段から出力される信号によりドア開放時間を算出するドア開放時間算出手段と、冷凍冷蔵庫外に設けられた外気温度センサと、前記外気温度センサにより冷凍冷蔵庫外の外気温度を検出する外気温度検出手段と、冷蔵室内に設けられた冷蔵室の温度を検出する庫内温度検出手段と、前記ドア開放時間算出手段により算出されたドア開放時間と前記外気温度検出手段により検出された外気温度と前記庫内温度検出手段により検出された庫内温度とから冷蔵室の雰囲気温度変化度を演算する雰囲気温度の演算手段と、前記庫内温度検出手段の出力により庫内温度の変化率を求める微分手段と、前記庫内温度検出手段により検出された庫内温度と前記微分手段により求められた庫内温度の変化率とから冷蔵室内の食品の熱負荷量(食品温度×熱容量)を演算し、さらに熱負荷変動(熱負荷量の増減)を演算する熱負荷の演算手段と、冷気を送り込むため冷蔵室内に設けられた開度可変ダンパと回転数可変のファンモータと、ダンパの開度とファンモータの回転数を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶するメモリと、前記熱負荷の演算手段により演算された熱負荷量、熱負荷変動と前記雰囲気温度の演算手段により演算された冷蔵室の雰囲気温度変化度と前記メモリから取り出された制御ルールとに基づいて、ファジィ論理演算を行ない前記ダンパの開度と前記ファンモータの周波数を演算するファジィ推論プロセッサと、前記ファジィ推論プロセッサにより演算されたダンパの開度とファンモータの回転数とから、ダンパの開度を制御するダンパ制御手段と、ファンモータの回転数を制御するファンモータ制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍冷蔵庫の制御装置。
IPC (6件):
F25D 11/02 ,  F25D 17/06 312 ,  F25D 17/08 306 ,  G05B 13/02 ,  G05B 19/05 ,  G05D 23/00

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