特許
J-GLOBAL ID:200903045261808152

爆発物検出スクリーニング装置のサンプリング室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240080
公開番号(公開出願番号):特開平9-126966
出願日: 1990年12月10日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 爆発性物質又はその他の規制された物質、例えば薬物又は麻酔薬を検知するため、爆発物検知スクリーニング装置が用いられる。【解決手段】 スクリーニング装置は、上記した物質からの蒸気(ベーパー)及び/又は粒子状物の放出を検知するもので、それらが個々の人又は対象物上に存在すること及び検知された物質のそれぞれの濃度を知らせるものである。そのスクリーニング装置は、放出されている蒸気及び/又は粒状物を集めるためのサンプリング室(チャンバー)、集められた蒸気及び/又は粒子状物放出物を精製し、そしてその後、その放出物を詳細に化学分析するための濃縮分析装置、そして装置全体をコントロールするためのコントロールデータ処理システムからなっている。
請求項(抜粋):
爆発物、化学剤、医薬又は麻酔薬を含む目標物質から出る分子状蒸気又は当該目標物質を含む粒状物を検出するための検出及びスクリーニングシステムで使用される自動化された手荷物/小包用サンプリング室であって、当該検出及びスクリーニングシステムは、当該目標物質から発生する蒸気或いは目標物質の微粒子を含む所定のサンプル量のサンプル空気を所定のサンプリング期間内に収集するサンプリング手段、当該サンプリング手段により採取されたサンプル空気から、検出すべき蒸気或いは微粒子を抽出するサンプル抽出手段、当該サンプル抽出手段から抽出された当該蒸気或いは該微粒子から蒸発された蒸気を分析して、所定の被検出成分が検出された場合に警報を発生する蒸気成分分析手段、とから構成されており、該サンプル抽出手段は、更に少なくとも、それぞれ独立的に且つ固定されて配置された、サンプル空気収集処理部、サンプル蒸発処理部及びクリーニング処理部とが設けられていると共に、フィルター要素をそれぞれ内蔵する複数個の互いに同期的に移動可能なチャンバー部とが設けられており、当該それぞれのチャンバー部は、第1の時間に於いては、当該サンプル空気収集処理部、サンプル蒸発処理部及びクリーニング処理部のそれぞれ異なる部位に個別に配置せしめられると共に、第2の時間に於いては、当該それぞれのチャンバー部は、隣接する他の処理部に移動し、第3の時間には当該それぞれのチャンバー部は、隣接する更に他の処理部に移動すると言う様に、所定のタイミングに従って、当該それぞれのチャンバー部が、循環的に該当該サンプル空気収集処理部、サンプル蒸発処理部及びクリーニング処理部のそれぞれを巡回する様に構成されており、当該サンプル空気収集処理部は、その一端部が、サンプリング手段と接続されると共にその他端部が外気に接続されており、該サンプル蒸発処理部は、その一端部が第1の気体供給手段と接続され又その他端部が当該蒸気成分分析手段とに接続され且つ該クリーニング処理部は、第2の気体供給手段と外気とに接続されており、当該サンプリング室は、(a)物体を囲む環境から蒸気を掃引し且つ収集すると同時に該物体に付着した粒状物質を掃引且つ収集するための回転ブラッシを含む複数のサンプリングヘッド、(b)前記の自動化された手荷物/小包サンプリング室を通して該物体を自動的に移動するための手段、(c)前記の自動化手荷物/小包サンプリング室の操作をコントロールするコントロールシステム、及び(d)サンプル量の空気中に存在する目標物質の分子状の蒸気を収集し検知するための検知及びスクリーニングシステムを有することを特徴とするサンプリング室。
IPC (6件):
G01N 1/22 ,  G01N 27/62 ,  G01N 27/64 ,  G01N 30/04 ,  G01N 30/08 ,  G01N 30/88
FI (6件):
G01N 1/22 L ,  G01N 27/62 Z ,  G01N 27/64 A ,  G01N 30/04 A ,  G01N 30/08 G ,  G01N 30/88 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭63-079033
  • 特公昭58-021692
  • 特開昭49-088568
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