特許
J-GLOBAL ID:200903045265734102

ルート決定装置、及び記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-113731
公開番号(公開出願番号):特開平11-304522
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は、複数の目的地のすべてを効率的に巡回するルートを決定することを可能とし、また、地域内の環境に左右されるために生ずる、非効率的なルートの選択を排除することを可能にし、さらに、目的地について到着時間の指定がある場合においても、その時間を考慮してルートを決定することを可能とする、ルート決定装置を提供することである。【解決手段】 複数の目的地の住所データを地区ごとに分類し、その分類された地区内で各目的地の中心地点を算出して、各中心地点を最短に連結するルートを算出することにより、地区を効率的に連結するルートを得ることができ、更に、その分類された地区内の各目的地を最短に巡回する地区内ルートを算出し、この地区内ルートを地区連結ルートで定義される順に結ぶことによりルートが決定され、複数の目的地が存在する場合でも、このような階層的な構造により算出することにより、比較的少ない計算量で効率的なルートを決定する事ができる。
請求項(抜粋):
目的地である各住所データに対応づけて位置データを格納する住所データ格納手段と、この住所データ格納手段に格納された住所データを、地区単位に分類する地区分類手段と、この地区分類手段により分類された地区単位に分類された住所データに基づいて、各地区内に存在する複数の目的地の中心地を算出する中心地算出手段と、この中心地算出手段により算出された各地区の中心地を最短距離で連結する地区連結ルートを算出する連結ルート算出手段と、この連結ルート算出手段により算出された地区連結ルートに基づいて、前記各地区を通る順番を定義するとともに、その定義した順番で当該各地区内を通る際に、該各地区内に存在する複数の目的地のうち入口となる目的地と出口となる目的地を定義するルート定義手段と、このルート定義手段により定義された前記入口及び出口となる各目的地に基づいて、前記各地区内に存在する複数の目的地を最短で通る地区内ルートを算出する地区内ルート算出手段と、この地区内ルート算出手段により算出された各地区内ルートを、前記ルート定義手段により定義された前記各地区を通る順番に基づいて連結して、ルートを決定するルート決定手段と、を備えたことを特徴とするルート決定装置。
IPC (2件):
G01C 21/00 ,  G06F 17/60
FI (2件):
G01C 21/00 G ,  G06F 15/21 Z

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