特許
J-GLOBAL ID:200903045268381669

弾性取付領域を有する電気コンタクトピンをプリント回路基板の孔に挿入する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-290908
公開番号(公開出願番号):特開平10-126098
出願日: 1997年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 プリント回路基板等を損傷することなく、コンタクトピンの適正な挿入深さを達成することである。【解決手段】 挿入サイクルの開始前に、コンタクトピン22の寸法、弾性取付領域36の幾何学的寸法、プリント回路基板11の孔38の直径dおよび所望の挿入深さに関するデータを制御手段に記憶し、プレス装置の挿入動作をコンタクトピン22の非弾性部分から、挿入力および挿入距離を連続的に調節しながら開始し、挿入力が上昇し始めるときを検知した瞬間に、挿入されるべき残りの距離Xを決定しかつ制御手段に格納し、コンタクトピン22をプリント回路基板11に対してあらかじめ定められた所望の深さに挿入するために、挿入されるべき残りの距離Xを考慮に入れて、その挿入動作を継続する。
請求項(抜粋):
弾性取付領域を有するコンタクトピンを挿入力を測定するための手段および挿入距離を測定して制御するための手段を備えたプレス装置により、プリント回路基板の孔内に挿入するための方法であって、挿入サイクルを開始する前に、ピンの寸法、弾性取付領域の幾何学的寸法とともにプリント回路基板の孔の直径および所望の挿入深さに関するデータが前記制御手段に記憶され、前記プレス装置の挿入動作が前記コンタクトピンの最初の部分(非弾性部分)において開始され、そこでは、何らの抵抗力も誘起されないが、ピンの案内のみが提供され、該挿入動作中に、挿入力および挿入距離が連続的に調節され、挿入力が上昇し始めるときを検知した瞬間、すなわち、前記コンタクトピンの前記弾性取付領域(FCP)の下側と前記プリント回路基板における対応する孔の上縁との間の最初の接触が生じたときに、挿入されるべき残りの距離(X)が決定されかつ前記制御手段に格納され、コンタクトピンをプリント回路基板におけるあらかじめ定められた所望の深さに挿入するために、挿入されるべき残りの距離(X)を考慮に入れて、その挿入動作を継続することを特徴とする挿入方法。

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