特許
J-GLOBAL ID:200903045278148300

ガスタービン高温部品の寿命管理方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299270
公開番号(公開出願番号):特開平8-160035
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】ガスタービン高温部品の寿命を精度良く推定する。【構成】定期点検でえられるデータである損傷分布に基づくことにより熱応力解析の負荷条件を決定し、適正な余寿命評価を行い、その結果により長寿命化処理である遮熱コーティングを実施してガスタービンの高温部品の寿命管理を行う。
請求項(抜粋):
ガスタービン高温部品の寿命管理方法及びその装置において、ガスタービン高温部品の設計条件と運転履歴から前記高温部品の温度と応力の解析を実施して余寿命評価を行う際に、定期点検時に記録された前記高温部品の損傷分布状態に対応するように解析での熱的条件である負荷条件を決定し応力を求め、次回に予定される定検時の該当高温部品の損傷状態を起動停止回数と運転時間をもとに前記解析で求めた応力が繰り返されるとして計算して高温部品の余寿命を診断し、余寿命が所定量ない場合にはさらに非破壊的検出法により余寿命を診断し、次回の定検までの運転期間中に所定量の損傷に到らなければ、そのまま運転を進め、所定の損傷以上となれば定検期間を短くするか、あるいは該当部品の補修あるいは部品交換の長寿命化処理を施し運転を進め、長寿命化処理を施した高温部品については次回の定検時には代表部品の抜き取りを行い、前記代表部品から試験片を採集し破壊試験を実施して余寿命診断とし次回定検間での運転の可否を判断することとし、定検期間や長寿命化処理としての補修あるいは部品交換を余寿命診断に基づいて計画的に実施することを特徴とするガスタービン高温部品の寿命管理方法及びその装置。
IPC (2件):
G01N 33/20 ,  F02C 7/00

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