特許
J-GLOBAL ID:200903045280285500

同期制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-287602
公開番号(公開出願番号):特開平5-130001
出願日: 1991年11月01日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、地上回線と衛星回線との伝送速度の差を吸収する同期制御方式に関し、通信衛星および地球局の設備を簡略化できることを目的とする。【構成】 伝送速度が通信衛星11で決定され、かつその衛星を介して地球局13相互間に設定された衛星回線と、その回線と非同期の地上回線との伝送速度の差を吸収する同期制御方式において、通信衛星11では、衛星回線の伝送速度を地上回線の伝送速度より高く設定し、地球局13には、両回線のフレームの位相差に応じてスリップの検出通知を送出するフレーム位相比較手段15と、地上回線からの送信フレームに検出通知に応じて疑似フレームを挿入して衛星回線に送出するスタッフィング手段17と、衛星回線から受信された受信バーストから疑似フレームを除去し、かつフレーム位相の変動を平滑化して地上回線に送出するデスタッフィング手段19とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
伝送速度が通信衛星(11)で決定され、かつその通信衛星を介して地球局(131 〜13N )相互間の中継伝送路として設定された衛星回線と、前記衛星回線と非同期の地上回線との伝送速度の差を吸収する同期制御方式において、前記通信衛星(11)では、前記衛星回線の伝送速度を前記地上回線の伝送速度より高く設定し、前記地球局(131 〜13N )には、前記衛星回線と前記地上回線とのフレームの位相差を監視し、その監視結果に応じてスリップの検出通知を送出するフレーム位相比較手段(15)と、前記地上回線から与えられる送信フレームに前記検出通知に応じて特定の識別情報を含む疑似フレームを挿入して前記衛星回線に送出するスタッフィング手段(17)と、前記識別情報との相関に基づいて前記衛星回線から受信された受信バーストから疑似フレームを除去し、かつその除去および前記スリップに伴うフレーム位相の変動を平滑化して前記地上回線に送出するデスタッフィング手段(19)とを備えたことを特徴とする同期制御方式。
IPC (4件):
H04B 7/212 ,  H04J 3/00 ,  H04J 3/07 ,  H04L 7/08

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