特許
J-GLOBAL ID:200903045282223359

衛星搭載アンテナ駆動機構制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130533
公開番号(公開出願番号):特開平6-343007
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 弾性軸受によって支持され、アクチュエータによって駆動される通信用アンテナにおいて、環境からの外乱や軸受の振動特性の影響を受けにくい、アンテナ指向方向制御を実現する。【構成】 アンテナ駆動機構制御回路8は、リードラグフィルタ4と、アンテナ支持弾性軸受で生じる振動特性を制御し、アンテナに加わる外乱トルク5の影響を低減させる外乱補償器3からなる。外乱補償器3は、アンテナの剛体逆モデル演算器9と3次のローパスフィルタ10とでなる。目標指向角6と指向角11の差によって得られる指向角誤差信号14をリードラグフィルタ4の入力とし、リードラグフィルタ4から得られる主制御信号15と外乱補償器3から得られる外乱補償信号16を足し合わせた信号である制御信号7がアクチュエータ2への入力として加えられる。アンテナ+弾性軸受1にはアクチュエータ2からのアクチュエータ出力トルク12と環境からの外乱トルク5が加わる。
請求項(抜粋):
駆動制御信号(7)に応じて指向角を変化させるアクチュエータ(2)と指向角を計測するセンサ(13)を有し、弾性軸受によって支持された人口衛星搭載アンテナの駆動機構制御装置において、前記アンテナの目標指向角(6)と前記指向角センサ(13)により計測したアンテナ指向角(11)との誤差信号(14)を用いて前記アンテナの指向制御信号(15)を生成する主制御器(4)と、前記弾性軸受の振動特性を無視し作成したアンテナ支持機構剛体モデルの逆モデル演算器(9)によって前記センサ(13)により計測したアンテナ指向角(11)と駆動制御信号(7)とから前記アンテナに加わる外乱やアンテナを支持する駆動機構の振動特性を推定し、その振動特性における推定固有振動帯域をフィルタ(10)によって限定して外乱補償信号(16)を生成する外乱補償器(3)とから構成され、前記指向制御信号(15)と前記外乱補償信号(16)とを足し合わせた信号を前記駆動制御信号(7)として出力することで前記アクチュエータ(2)を駆動するアンテナ駆動機構制御回路(8)を具備したことを特徴とする衛星搭載アンテナ駆動機構制御装置。
IPC (3件):
H01Q 3/20 ,  H01Q 1/28 ,  H01Q 19/10

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