特許
J-GLOBAL ID:200903045290123207

アンチスキッド制御装置及びブレーキ操作状況判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-060807
公開番号(公開出願番号):特開平8-253120
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 ドライバーの意思を的確に反映させたABS制御を可能ならしめる。【構成】 Gセンサ出力から車体減速度を演算すると共に、ABS制御の開始条件が成立しているか否かを判定する(ステッフ ゚310,320)。ABS開始条件が成立してなく、かつ制動中である場合には、第1のタイムカウンタT1のインクリメントを開始する(ステッフ ゚330〜340 )。初めてこのステップを通ったときに設定した判定開始減速度GMに基づいて、現在の車体減速度Gnが所定の基準減速度GCON以上増加した状態になったか否かを判定する(ステッフ ゚370)。Gn-GM≧GCON なら、第2のタイムカウンタT2のイクリメントを開始する(ステッフ ゚380)。そして、T1が所定の基準時間KT1 以上となるかT2が所定の基準時間KT2 以上となった場合に運転者による車両コントロールが可能なものと推定し(ステッフ ゚390,400,500)、ABS制御の各種条件等を制動力が高まるような条件に変更する。
請求項(抜粋):
車両制動時に、車輪の減速状態を所定の目標条件に合致させる様にブレーキ圧力の増減制御を行うアンチスキッド制御装置において、ブレーキ操作に関する状況から、運転者自らの車両コントロールが可能な状態と推定できるか否かを判定するコントロールブレーキ判定手段と、該コントロールブレーキ判定手段が運転者自らの車両コントロールが可能な状態にあると推定した場合には、アンチスキッド制御に関する条件を通常の制御よりも制動力を高める傾向の条件に変更する制御条件変更手段とを備えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。

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