特許
J-GLOBAL ID:200903045290664216

積重薄板の分離装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-294444
公開番号(公開出願番号):特開2001-114434
出願日: 1999年10月15日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で、厚み、材質および形状などによって異なる強度の低い薄板であっても、高速で、確実に分離する。【解決手段】 積重保持手段39の各案内部材38a〜38d間に厚み方向に積重された状態で保持される複数の薄板22のうち、最上位に配置される薄板22aの上面の中央部を押圧部材30の下面29を面接触させた状態で圧縮ばね44a〜44dのばね力によって薄板22の強度に応じた限界荷重程度以下の押圧力で弾発的に押圧し、周縁部25を各吸着パッド26によって吸着して湾曲させ、この状態で昇降体33を上昇させる。薄板22aの中央部は、前記圧縮ばね44a〜44dによるばね力によって押圧部材30から適度の圧力で押圧されて下方に凸に緩やかに湾曲し、これによって局部的に過大な応力の発生を防ぎ、吸着分離時における薄板22の損傷を防いで歩留まりを向上し、強度の低い薄板であっても確実に高速で分離する。
請求項(抜粋):
吸引源と、吸引源から吸引力が導かれ、積重された複数の薄板のうち最上位に配置される薄板の周縁部を、上方から吸着する複数の吸着パッドを有する吸着手段と、前記最上位の薄板の積重方向に平行な中心軸線上に配置され、前記中心軸線に垂直な下面を有する押圧部材によって、前記最上位の薄板の中央部を上方から弾発的に押圧する押圧手段と、前記吸着手段および押圧手段が設けられ、最上位の薄板よりも上方で昇降変位する昇降体と、最上位の薄板がその下に配置される第2の薄板上に支持された状態で、各吸着パッドが最上位の薄板の周縁部を吸着し、かつ押圧部材が前記最上位の薄板の中央部を弾発的に押圧する下降位置と、前記最上位の薄板が第2の薄板から上方に離間した上昇位置とにわたって、前記昇降体を昇降駆動する昇降駆動手段と、前記複数の薄板が積重状態で載置される基台に、複数の案内部材が相互に間隔をあけて平行に立設され、各案内部材によって、各薄板の積重方向の移動を許容し、かつ積重方向に垂直な方向の移動を阻止して、各薄板を積重状態で保持する積重保持手段とを含むことを特徴とする積重薄板の分離装置。
Fターム (25件):
3F343FA13 ,  3F343FC01 ,  3F343GA01 ,  3F343GB01 ,  3F343GD04 ,  3F343HD04 ,  3F343HD09 ,  3F343HD16 ,  3F343JB02 ,  3F343JB17 ,  3F343JB27 ,  3F343JD21 ,  3F343JD27 ,  3F343JD35 ,  3F343JD40 ,  3F343KB04 ,  3F343KB17 ,  3F343LA04 ,  3F343LA14 ,  3F343LB03 ,  3F343LC07 ,  3F343LC20 ,  3F343MA05 ,  3F343MA13 ,  3F343MA40

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