特許
J-GLOBAL ID:200903045296446237

中実材もしくは厚肉管を用いた構造部材のための接合装置および接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-139901
公開番号(公開出願番号):特開平5-306549
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 中実材もしくは厚肉管を構造部材として採用する途を開き、それに適したコンパクトな接合装置を提供する。【構成】 接合ボルト4のボス部4Aの一方側に、節点部材のねじ孔に螺合する接合用雄ねじ4aを形成し、その他方側には、構造部材3の端部に形成したねじ孔3aに螺合し接合用雄ねじ4aと同一ピッチの逆方向螺旋とした接続用雄ねじ4bを設けておく。その接合用雄ねじ4aには、節点部材のねじ孔との螺合に必要なねじ込み長さL1 が確保され、接続用雄ねじ4bには、構造部材3の端部に設けたねじ孔3aとの螺合に必要なねじ込み長さL2 が確保される。そして、接合ボルト4の全長Lから接合用雄ねじ4aと接続用雄ねじ4bとの長さL1 ,L2 を差し引いた寸法よりも長いスリーブ体5を回転させると、中実断面などを有する部材をトラス構造物の構造部材3として利用することができる。
請求項(抜粋):
各構造部材の端部と節点部材とを接続する接合ボルトを、該接合ボルトに形成したねじ部の径より大きい断面を有するボス部の外面に係合して回転を伝達するとともに該ボス部の軸方向摺動を可能にしたスリーブ体の回転でもって、前記節点部材に形成したねじ孔に送りこむことができるようになっている構造部材の接合装置において、前記接合ボルトのボス部の一方側には前記節点部材のねじ孔に噛みあう接合用雄ねじが形成されるとともに、他方側には前記構造部材の端部に設けたねじ孔に噛みあい上記接合用雄ねじと同一ピッチの逆方向螺旋とした接続用雄ねじが形成され、上記接合用雄ねじには、前記節点部材のねじ孔との噛みあいに必要なねじ込み長さ(L1 )が確保される一方、前記接続用雄ねじには、前記構造部材の端部に設けたねじ孔との噛みあいに必要なねじ込み長さ(L2 )が確保され、前記スリーブ体は、前記接合ボルトの全長(L)から前記接合用雄ねじの全長(L11)と接続用雄ねじの全長(L22)とを差し引いた寸法よりも長く設定されていることを特徴とする中実材もしくは厚肉管を用いた構造部材のための接合装置。
IPC (2件):
E04B 1/58 ,  E04B 1/19

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