特許
J-GLOBAL ID:200903045299290122

データ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-220839
公開番号(公開出願番号):特開平9-064826
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 伝送線からの放射ノイズを良好に抑制でき、しかも正確なデータ通信を実現し得るデータ通信装置を提供する。【解決手段】 伝送線4を介してシリアルデータ通信を行なうECU2には、送信信号Txを積分する積分器10a及びその積分値に応じた電流iL を生成して伝送線4に流出する電流源10bからなるドライバ回路10と、伝送線4の電圧レベルVL と判定電圧Vsとを比較して受信信号Rxを生成する受信回路20とを設ける。また伝送線4には、ドライバ回路10が流出可能な最大電流よりも小さい一定電流itを吸い込む終端回路6を接続する。この装置では、ドライバ回路10からの出力電流iL が除々に変化するため、伝送線4からの放射ノイズの発生を防止でき、しかも、伝送線4の電圧は、出力電流iL と吸込電流itとの大小関係でHigh/Low 何れかに急変するため、正確なデータ通信が可能になる。
請求項(抜粋):
複数の通信装置と、各通信装置を互いに接続する伝送線とを備え、各通信装置が該伝送線を介してシリアルデータを送受信するデータ通信装置において、データ送信を行う通信装置には、送信信号に応じて電流量が漸増・漸減する電流を発生し、該電流を前記伝送線に対して流出又は流入するドライバ回路を設け、前記伝送線には、前記ドライバ回路が前記伝送線に対して流出又は流入可能な電流量の最大値よりも小さい所定の一定電流を流す定電流源からなり、該一定電流にて、前記ドライバ回路が伝送線に流出した電流の吸込、又は該伝送線から電流を流入する前記ドライバ回路への電流の供給、を行う終端回路を設け、データ受信を行う通信装置には、前記伝送線の電圧レベルが所定レベル以上か否かを判定する電圧比較回路からなる受信回路を設けたことを特徴とするデータ通信装置。
IPC (4件):
H04B 15/00 ,  H04B 3/50 ,  H04L 12/40 ,  H04L 25/03
FI (4件):
H04B 15/00 ,  H04B 3/50 ,  H04L 25/03 E ,  H04L 11/00 320

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