特許
J-GLOBAL ID:200903045308709336

蓄熱槽におけるコンクリート躯体壁の施工方法及び構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-187566
公開番号(公開出願番号):特開平9-042716
出願日: 1995年07月24日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【解決手段】 一対のせき板のうち内壁面側のせき板を、表裏両面に硬質合成樹脂からなる表裏面層12が設けられた複数の防水パネル10により形成し、隣合うパネル端部同士を継ぎ合わすジョイント部材20のアンカー片22を埋設するように両せき板3、10間に裏込材50を充填し、裏込材硬化後、パネル10を残存させる態様に仮設抑止手段を除去してから、キノコ状の樹脂ボルトをその頭部にコーキング材を塗布しておき、軸部をパネル10に貫通させ、裏込材50内の剛性部材30に締結し、ボルト頭部によりパネル10を裏込材50側へ押圧保持すると共に、コーキング材により頭部及びパネル10間を密封する。【効果】 蓄熱槽1において、壁面全域に恒久的に優れた防水性を得ることができ、更に防水パネル10に有害な反りが生じるのを防止でき、パネルの躯体からの剥離を防止できる上、簡単かつ安価に施工できる。
請求項(抜粋):
表裏両面に硬質合成樹脂製の表面層及び裏面層が設けられた積層板からなる複数の防水パネルを準備し、相反方向に開放する一方側及び他方側のパネル端部嵌合溝を有し、溝開放方向に対し直交して延びるアンカー片が設けられた複数のジョイント部材を準備し、複数の棒状剛性部材を突っ張り状に介して対向配置される一対のせき板のうち槽内側のせき板を、面状配置された複数の防水パネルであって、一対のせき板間に前記アンカー片を突出状に配置した前記ジョイント部材の上記両嵌合溝に、隣合うパネルの端部同士を嵌合して継ぎ合わした複数の防水パネルにより形成し、前記一対のせき板の間隔を仮設抑止手段により保持し、その保持状態において、前記一対のせき板間に、前記剛性部材及び前記アンカー片を埋設するように裏込材を充填し、前記裏込材を養生硬化させた後、前記防水パネルにより構成されるせき板を残存させる態様に、前記仮設抑止手段を除去し、キノコ状の複数の合成樹脂製連結部材をその傘部にコーキング材を塗布しておいて、軸部を防水パネルに貫通させて前記剛性部材に連結し、前記傘部により各防水パネルを裏込材側へ押圧保持するとともに、前記コーキング材により傘部及び防水パネル間を密封するものとした蓄熱槽におけるコンクリート躯体壁の施工方法。
IPC (3件):
F24F 5/00 102 ,  E02D 29/00 ,  E03F 5/10
FI (3件):
F24F 5/00 102 C ,  E02D 29/00 C ,  E03F 5/10 Z

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