特許
J-GLOBAL ID:200903045318465494

脳機能計測データ処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-049804
公開番号(公開出願番号):特開平9-238914
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】ヒト脳の機能を計測する方法として用いられているMRIを用いた脳機能計測と光を用いた脳機能計測とから、局所的な血流量、及び酸素消費量の変化を精度よく推定する。【解決手段】実測またはシミュレーションで得られた光路を用い、fMRIの時系列画像で光路に沿って存在する画素を抽出した後、光脳機能計測で検出された信号変化を光路上に存在するfMRIの画素に分配する。
請求項(抜粋):
空間的に強度が均一である静磁場を発生する静磁場発生手段と、互いに直交するX,Y,Zの三方向のそれぞれに強度勾配を有する傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、被験者の核磁化を励起する高周波磁場を発生する高周波磁場発生手段と、被験者からの核磁気共鳴信号を検出する検出手段と、前記信号検出手段の検出信号の演算を行う計算機と、前記計算機による演算結果の出力手段とを有するMRI装置を用い、時系列画像の撮影期間中に被験者の脳神経を興奮させる刺激印加期間を設けて計測を行い、前記時系列画像に所定の処理を施して時系列機能画像を作成し、刺激に反応した部位を抽出した脳機能MRI計測の計測結果と、300nmから1300nmの波長を有する光を発生する光発生手段と、前記光発生手段により発生した光を被験者に照射する光照射手段と、被験者を透過した光を検出する光検出手段と、前記光検出手段からの信号の演算を行う計算機とを有する光計測装置を用い、計測期間中に刺激印加期間を設けて検出信号の変化を観察した光脳機能計測の計測結果とを用い、被験者の体内を通過する光路を画像上に設定し、光路に含まれる時系列機能画像の画素を抽出する処理と、抽出された画素の信号値を用いた演算処理とを行うことを特徴とする脳機能計測データ処理法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  A61B 5/14 310
FI (2件):
A61B 5/05 311 ,  A61B 5/14 310

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