特許
J-GLOBAL ID:200903045321018016

エレベータ用ドア装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-078994
公開番号(公開出願番号):特開平9-272681
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成により、閉端におけるかご側ドアの低速走行時間を短縮し、かつ閉端における乗場側ドアの戸当音の増大を防止すること。【解決手段】 ドア開動作時に、まずかご側ドア6aが主リンク11a、補助リンク8a、支点7aにより先行して走行を開始するとともに、抑え用かご側係合子39はドア6aに対して相対移動せず、駆動用かご側係合子38のみが補助リンク8aのカム面47によりベアリング46およびリンク56を介して押圧されてドア6aに対してドア開方向に相対移動し、両係合子38,39により乗場側可動係合子30および固定係合子31を挟持するように構成し、さらに、カム面47を、ドア開動作時、前記相対移動を停止状態にして、走行を開始するときの乗場側ドアの初期速度が、そのときのかご側ドア6aの速度と等しくなるように、構成した。
請求項(抜粋):
エレベータの乗りかごに水平方向に移動可能に設置されたかご側ドアと、乗場側に水平方向に移動可能に設置された乗場側ドアと、かご側ドアより乗場方向に突出するように設置されたかご側係合手段と、乗場側ドアより乗りかご方向に突出するように設置されかつかご側係合手段と係合する乗場側係合手段と、リンク機構を介してかご側ドアおよびかご側係合手段を駆動する駆動装置とを備えたエレベータ用ドア装置において、前記リンク機構を、ドア開動作時、乗場側ドアが走行を開始するまでにかご側ドアが先行する変位量が、ドア開動作前のかご側係合手段と乗場側係合手段の間の距離よりも小となるように、また、ドア閉動作時、乗場側ドアが閉端に達したときにかご側ドアが開いている残変位量が、ドア閉動作後のかご側係合手段と乗場側係合手段の間の距離よりも小となるように、構成し、さらに、ドア開動作時、走行を開始するときの乗場側ドアの初期速度が、そのときのかご側ドアの速度とほぼ等しくなるように、また、ドア閉動作時に、閉端に達するときの乗場側ドアの速度が、そのときのかご側ドアの速度とほぼ等しくなるように、乗場側ドアの速度を調整する速度調整手段を設けたことを特徴とするエレベータ用ドア装置。
IPC (2件):
B66B 13/12 ,  B66B 13/14
FI (2件):
B66B 13/12 F ,  B66B 13/14 Q
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭49-110060
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-110060

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