特許
J-GLOBAL ID:200903045323314984
化学蒸気センサー測定に影響を及ぼす環境変動を補償するためのトレーサー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
社本 一夫
, 小野 新次郎
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 宮前 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-273692
公開番号(公開出願番号):特開2007-147592
出願日: 2006年10月05日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
【課題】安全システムで使用するため、高感度で着目化学種状物を受動的に測定し、選択領域で化学的特異性を受動的に測定できる化学蒸気センサーが提供される。【解決手段】蒸気濃縮器は化学物質蒸気状物の濃度を赤外線検出器で使用するため検出可能レベルまで増幅する。化学蒸気センサーの受動的測定に影響を及ぼす環境変動の補償が提供される。環境変動には、周囲の空気中の外来的な蒸気又はサンプル蒸気が蒸気状物源から化学物質センサーのサンプリング用吸引口へとドリフトするときサンプル蒸気の少なくとも一部分を逸らす空気流れが含まれ得る。一例では、エタノール蒸気が測定され、二酸化炭素トレーサー測定値が環境変動に対して調整されるエタノール蒸気測定値を計算するため使用される。一態様では、血液アルコール濃度を計算するため人工時間フィルターが二酸化炭素センサーの出力をエタノールセンサーの時間依存性に合致させるように設定される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
環境変動を補償する化学物質蒸気センサーであって、
赤外線波を発生するための赤外線源と、
前記赤外線源から発生した赤外線波の強度を測定するための赤外線検出手段と、
サンプル体積の空気からの蒸気を濃縮するため、蒸気吸着手段と、該蒸気吸着手段を加熱するための加熱源と、を備える蒸気濃縮手段であって、濃縮された蒸気が赤外線波の経路内へと通過される、前記蒸気濃縮手段と、
前記サンプル体積の空気を得て、該サンプル体積の空気を前記蒸気濃縮手段に送り込むためのサンプリング用吸引手段と、
を備え、
蒸気状物、第1のトレーサー蒸気及び第2のトレーサー蒸気が前記サンプル体積の空気から測定され、
プロセッサが前記蒸気状物を利用して調整された蒸気状物測定値、前記第1のトレーサー蒸気測定値及び前記第2のトレーサー蒸気測定値を計算する、化学物質蒸気センサー。
IPC (4件):
G01N 21/35
, G01N 33/497
, G01N 33/98
, B60K 28/06
FI (4件):
G01N21/35 Z
, G01N33/497 A
, G01N33/98
, B60K28/06 B
Fターム (30件):
2G045AA13
, 2G045CB22
, 2G045DA74
, 2G045DB01
, 2G045DB22
, 2G045FA13
, 2G045FA25
, 2G045GC10
, 2G045JA01
, 2G045JA07
, 2G059AA01
, 2G059BB02
, 2G059BB13
, 2G059CC04
, 2G059CC15
, 2G059DD04
, 2G059DD12
, 2G059DD16
, 2G059FF04
, 2G059GG10
, 2G059HH01
, 2G059HH06
, 2G059JJ03
, 2G059KK09
, 2G059MM01
, 2G059MM05
, 3D037EC05
, 3D037FA03
, 3D037FB01
, 3D037FB10
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特公昭59-030211
-
特公昭60-044614
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