特許
J-GLOBAL ID:200903045331661545

エンジンユニットのマウント構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下市 努
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052102
公開番号(公開出願番号):特開平10-244842
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エンジンユニット搭載時の位置決めを確実かつ容易に行なうことができ、車体前方からの衝撃に対するエンジン移動に支障をきたさないマウント構造を提供する。【解決手段】 エンジンユニット又は車体フレームの何れか一方に内,外筒間に弾性体28を介在させた弾性ブッシュ25の外筒26を固定し、他方に内筒27を取付ボルト33を介して固定する。他方にボルト挿入穴23を形成した一対の支持壁22bを有するブラケット22を設け、各支持壁の内面に、エンジンユニット2を車体搭載時に弾性ブッシュの内筒をこれの軸芯がボルト挿入穴と略同軸をなすように位置決め挟持するV字状に屈曲形成した位置決め片30を設け、ボルト挿入穴をエンジンユニットの後方移動を許容する長穴状とし、又同片の2辺のうち衝撃力が作用する作用辺30bを非溶接とし、衝撃力が作用しない非作用辺30cのみを支持壁に溶接する。
請求項(抜粋):
エンジンユニット又は車体フレームの何れか一方に内,外筒間弾性体を介在させてなる弾性ブッシュの外筒を固定し、他方に上記内筒を取付ボルトを介して固定したエンジンユニットのマウント構造において、上記他方にボルト挿入穴が形成された一対の支持壁を有するブラケットを設け、該各支持壁の内面に、上記エンジンユニットの車体搭載時に上記弾性ブッシュの内筒をこれの軸芯が上記ボルト挿入穴と略同軸をなすように位置決め挟持する大略V字状に屈曲形成された位置決め片を設け、上記ボルト挿入穴を車体前方からの衝撃に対してエンジンユニットの後方移動を許容する長穴状に形成し、上記位置決め片の2辺のうちエンジンユニットの後方移動に伴って衝撃力が作用する方の作用辺を非溶接とし、上記衝撃力が作用しない方の非作用辺のみを上記支持壁に溶接したことを特徴とするエンジンユニットのマウント構造。
IPC (2件):
B60K 5/12 ,  B62D 21/00
FI (2件):
B60K 5/12 E ,  B62D 21/00 B

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