特許
J-GLOBAL ID:200903045337068013

収納ケース

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-289976
公開番号(公開出願番号):特開平11-124192
出願日: 1997年10月22日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 外部から衝撃を受けた場合でも容易には蓋体がケース本体を開かず、蓋体がケース本体を閉じて係止された状態をより確実に保持することができる収納ケースを提供する。【解決手段】 テープカセット収納ケース40に外部から衝撃を受けて、その衝撃の底板13の面に垂直方向の分力により、底板13の面に垂直な方向において蓋体11がケース本体10から離隔しようとする場合でも、第1係止爪42,43と第1爪係止部23,34の係止面23a,42a同士が互いに係止して、その衝撃の底板13の面に垂直方向の分力に対して鈍角より小さい90°で係止面が交叉して強い係止力を発揮することができるので、外部から衝撃を受けた場合でも容易には蓋体11がケース本体10を開かず、蓋体11がケース本体10を閉じて係止された状態をより確実に保持することができる。
請求項(抜粋):
矩形の底板の上面周縁部の3方に前側壁板部及び左,右端壁板部が立設されたケース本体と、前記底板の後方側部に回動自在に一方側部が連結され前記壁板部の高さと同じ位の幅を有する背面板部と、前記背面板部の他方側部に回動自在に天板の後方側部が連結され天板の下面周縁部の3方に前記ケース本体の3方の壁板部に嵌合可能な前側壁板部及び左,右端壁板部が立設された蓋体と、前記底板の前方側部に一方側部が回動自在に連結され、左,右両端部で前記前側壁板部側にほぼ垂直に突出して形成された第1係止爪と、前記底板と反対側の他方側部に形成された第2係止爪を有する爪取付板と、前記蓋体の3方の壁板部の隅部で前記天板と反対側で左,右両端部より外側に突出するように設けられ、前記蓋体が前記ケース本体を閉じた状態で前記爪取付板が前記前側壁板部と平行になるよう回動したときに前記第1係止爪が前記前側壁板部にほぼ垂直方向に移動することにより前記底板と平行となる各々の係止面を互いに対向させて前記第1係止爪に係止可能な第1爪係止部と、前記蓋体の天板の前方側部に設けられ、前記蓋体が前記ケース本体を閉じた状態で前記爪取付板が前記前側壁板部と平行になるよう回動したときに前記第2係止爪が係止可能な第2爪係止部と、を備えたことを特徴とする収納ケース。

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