特許
J-GLOBAL ID:200903045341147521
中通し竿
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小野 由己男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-119194
公開番号(公開出願番号):特開2003-018947
出願日: 2002年04月22日
公開日(公表日): 2003年01月21日
要約:
【要約】【課題】 竿体の強度を維持すると共に、内部に溜まった水を良好に排水可能な中通し竿を提供する。【解決手段】 この中通し竿の中竿3は、強化繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグ素材からなり、最内面に位置し周方向に強化繊維が配向された第1層11と、第1層11の外側に積層され軸方向に強化繊維が配向された第2層12と、第2層12の外側に積層され周方向に強化繊維が配向された第3層13と、第3層13の竿元側端部外周に積層され軸方向に強化繊維が配向された第4層14とを有している。この第2層12は第4層14が積層される竿元側端部より一定の範囲においてその厚さが竿元側ほど肉薄化しており、第4層14は竿元側ほど肉厚化して竿元側端部より一定の範囲が他の部分より大径化する嵌合雄部3aを形成している。一方、嵌合雄部3aを形成する第4層14には、切溝15が、その深さが第3層13に至らないように周方向に間隔を隔てて複数箇所に形成されている。
請求項(抜粋):
内部に釣糸を挿通可能な釣糸通路を有する複数の竿体を振出形式に連結してなる中通し竿であって、先細りテーパの施された管状体であり、穂先側端部内周に他の部分より小径化した嵌合雌部を有する大径竿体と、前記大径竿体の穂先側に前記大径竿体内に収納可能に連結された先細りテーパの施された管状体であり、竿元側端部より一定の範囲において他の部分より大径化した嵌合雄部を有する小径竿体とを備え、前記小径竿体は、強化繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグ素材からなり、最内面に位置し周方向に強化繊維が配向された第1層と、前記第1層の外側に積層され軸方向に強化繊維が配向された第2層と、前記第2層の外側に積層され周方向に強化繊維が配向された第3層と、前記第3層の竿元側端部外周に積層され軸方向に強化繊維が配向された第4層とを有し、前記第2層は前記第4層が積層される竿元側端部より一定の範囲においてその厚さが竿元側ほど肉薄化しており、前記第4層は竿元側ほど肉厚化して竿元側端部より一定の範囲が他の部分より大径化する前記嵌合雄部を形成しており、前記嵌合雄部を形成する第4層には、切溝が、竿元側端部から嵌合雌部との嵌着範囲を超えて穂先側に至るように軸方向に伸び、且つ、その深さは第3層に至らないように周方向に間隔を隔てて複数箇所に形成されている、釣竿。
IPC (3件):
A01K 87/00
, A01K 87/00 610
, A01K 87/02
FI (4件):
A01K 87/00 610 B
, A01K 87/02 Z
, A01K 87/00 620 G
, A01K 87/00 630 C
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