特許
J-GLOBAL ID:200903045350695167

成形用金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-147816
公開番号(公開出願番号):特開平11-333858
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 鏡面仕上げすべき底壁部の内面に対してエジェクタピンを設けることができない培養器本体の成形に際し、この培養器本体を可動型から円滑に離型できるようにする。【解決手段】 可動型22のコア入子71を入子本体91と、この入子本体91の固定型21側の先端に固定した先端板75とにより構成する。これら入子本体91と先端板75との間には、空気通路76を中央部に形成し、幅数μm程度のスリット状の流出口77を周辺部に形成する。空気通路76は、可動型22外に連通させる。流出口77は、培養器本体1の側壁部3の内面を形成する位置に開口させる。ストリッパー板55により側壁部3の先端縁を突き出すとき、流出口77から培養器本体1とコア入子71との間に空気が流入することにより、そこの真空状態が解消される。これにより、培養器本体1が円滑に離型する。
請求項(抜粋):
底壁部とこの底壁部の周縁部から屈曲した側壁部とを有する容器状の製品を成形する成形用金型装置において、製品の外面側を形成する第1の型体と、この第1の型体に対して開閉し製品の内面側を形成する第2の型体と、この第2の型体に設けられ成形された製品をその側壁部の先端縁において突き出す突き出し手段とを備え、前記第2の型体に、前記製品の側壁部の内面を形成する位置に開口した流出口と、この流出口を型体外に連通させる空気通路とを形成したことを特徴とする成形用金型装置。

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