特許
J-GLOBAL ID:200903045353378120

リチウムイオン二次電池負極材用黒鉛繊維ミルドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 穣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099643
公開番号(公開出願番号):特開平9-265983
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【解決手段】 ?@ メソフェーズピッチ不融化繊維を500°C以上1,300°C以下で炭化し、ミルド化し、黒鉛化して黒鉛繊維ミルドとし、次いで篩又は分級により、黒鉛繊維ミルド中に含まれる凝集固着粒状物を除去し、更にその粒度分布を調整するリチウムイオン二次電池負極材用黒鉛繊維ミルドの製法。?A 黒鉛繊維ミルドのレーザー回折方式による粒度分布が、10%、50%、90%の累積径で、それぞれ粒径が8〜15μm、10〜20μm、30〜60μmであり、平均粒径が10〜30μmであること。?B 篩又は分級により粒径が100μm以上の粒状物を除去すること。【効果】 リチウムイオン二次電池負極材用黒鉛繊維ミルドの製造中に生じる、電池性能の低下を招く凝集固着粒状物を篩又は分級により除去し、更に黒鉛繊維ミルドの粒度分布及び粒径も調整することにより、短絡の原因となる塗布むらがなく、リチウムイオン二次電池は充放電効率が高くなり、サイクル特性も良好になる。
請求項(抜粋):
メソフェーズピッチを原料とし、常法によって得られた不融化繊維を500°C以上1,300°C以下の温度で炭化して炭素繊維とし、該炭素繊維をミルド化した後に黒鉛化し黒鉛繊維ミルドとし、次いで篩又は分級により、該黒鉛繊維ミルド中に含まれる凝集固着した粒状物を除去し、且つ該黒鉛繊維ミルドの粒度分布を調整することを特徴とするリチウムイオン二次電池負極材用黒鉛繊維ミルドの製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/58 ,  D01F 9/145
FI (2件):
H01M 4/58 ,  D01F 9/145

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