特許
J-GLOBAL ID:200903045356897179

分割及び揺動可能な堅固な屋根を有するコンバーチブル型自動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-077080
公開番号(公開出願番号):特開平9-086181
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 利用し得る狭い空間を最良の方法において活用し、全閉位置から部分開放位置及び全開位置までの変換を可能にする分割及び揺動可能な堅固な屋根を有するコンバチブル型自動車を提供する。【解決手段】 コンバチブル型自動車(A) は、屋根が部分的に開放される引込み位置に移動され得るリヤロールバー要素(2) 及び堅固な頂部要素(3) により形成される分割可能な屋根(1) を有する。この移動は頂部要素(3) がその後端縁をリヤロールバー要素(2) より下に下降するようにその前端縁のまわりに実質上回転させられる第1傾斜段階、頂部要素(3) がリヤロールバー要素(2) 内に完全に運ばれる第2段階に従って行われる。リヤロールバー要素(2) 及び頂部要素(3)は次いで、後方に向かう揺動によって自動車(A) の後部収納仕切り室(7) 内に下降される。カバー(6)は、収納仕切り室(7) の前進閉止位置と引込み位置との間で移動可能とされる。
請求項(抜粋):
フロント風防ガラス構造体(W)と、後部窓(R)を有するリヤロールバー状の堅固な要素(2)および屋根(1)の閉止形状において前記風防ガラス構造体(W)と前記ロールバー要素(2)の上縁部(4,5)との間に挿入される堅固な頂部要素(3)により形成される分割可能な屋根(1)とを有し、前記頂部要素(3)は該頂部要素(3)が前記ロールバー要素(2)の領域に置かれる前記屋根(1)の部分開放状態に対応する引込み位置に移動可能であり、そして前記屋根の部分開放位置において前記頂部要素(3)及び前記ロールバー要素(2)が前記屋根(1)の全開を達成するように自動車の後部収納仕切り室(7)内に両方とも共同で倒され得るコンバーチブル型自動車において、前記屋根(1)の前記部分開放位置に向かう前記頂部要素(3)の移動は、該頂部要素(3)がその後端縁を前記ロールバー要素(2)より下に下降するように実質上その前端縁のまわりに回転させられる第1傾斜段階、および前記頂部要素(3)が前記ロールバー要素(2)の内側に運ばれる第2段階からなり;前記ロールバー要素(2)およびその中に収納される前記頂部要素(3)の共同下降が前記収納仕切り室(7)へのその完全な挿入まで前記ロールバー要素(2)を後方に倒すことにより行われ;そして堅固なカバー(6)が、それ自体知られた方法によって前記収納仕切り室(7)に関連付けられ、前記カバー(6)が前記収納仕切り室(7)の前進閉止位置と引込み開放位置との間で移動可能であることを特徴とする分割及び揺動可能な堅固な屋根を有するコンバーチブル型自動車。

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