特許
J-GLOBAL ID:200903045356901877

複列型ラジアルピストンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-037712
公開番号(公開出願番号):特開2002-206475
出願日: 2001年01月09日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】二組のピストンポンプを内臓する並列切換弁ポートによる複列型ラジアルポンプの場合、ピントル切換弁軸上の切換弁ポートに高圧が作用し高い応力とこれに伴う変形による軸受性能劣化また吸入性能悪化等の問題が発生した。【解決手段】二組のポンプを内臓する複列型ラジアルピストンポンプにおいて吸入、吐出のための外部接続ポートを有するケーシングブロックに固定された前後対称のピントル切換弁軸に二組のシリンダブロックが装着され、主駆動軸で前部シリンダブロックを駆動し、後部シリンダブロックは主駆動軸に接続されている前部及び後部のピントル切換弁軸を貫通し同時にピントル切換弁軸内の吸入通路を通過した後部駆動軸により駆動されることにより駆動軸強度と吸入通路面積の増加が可能となり独立制御可能な2台のポンプを前後対称位置に内臓したコンパクトな複列ラジアルピストンポンプを提供する。
請求項(抜粋):
回転可能な駆動軸(10)と機械的に接続された円筒状の前部シリンダブロック(210)及び中央ケーシングブロック(60)に対し前後に対称配置され、駆動軸(10)に接続された後部駆動軸(11)で回転駆動される後部シリンダブロック(211)と、各々の円周上に開口し放射状に配列された多数のシリンダを有し、その中心線が駆動軸(10)と平行で前部シリンダブロック(210)の外周部に配置され移動可能な前部偏芯リング(40)と後部シリンダブロック(211)の外周部にその中心線が後部駆動軸(11)と平行で移動可能な後部偏芯リング(41)を備え、前部シリンダブロック(210)のシリンダに挿入されて一端を前部偏芯リング(40)の内周面で実質的に摺接している多数の前部ピストンと、後部シリンダブロック(211)のシリンダに挿入されて一端を後部偏芯リング(41)の内周面で実質的に摺接している多数の後部ピストンを有し、前部シリンダブロック(210)及び後部シリンダブロック(211)の底部から軸芯方向にシリンダポートが貫通した円筒状穴に液密回転自在に挿入されており、前部及び後部のピストンに対し各々前進と後退ストロークするグループに選択接続するため中央ケーシングブロック(60)に挿着固定され前後に対称形状で前部吸入長円ポート(54)と同一円周上で概略反対位置にある前部吐出長円ポート(56)を有する前部ピントル軸(502)と後部吸入長円ポート(55)と同一円周上で概略反対位置にある後部吐出長円ポート(57)を有する対称配置された後部ピントル軸(503)を備えた複列型ラジアルピストンポンプにおいて後部駆動軸(11)が前部ピントル軸(502)、ピントル切換弁固定部(501)及び後部ピントル軸(503)の中心部を貫通し、前部ピントル軸(502)に設けられた前部吸入長円ポート(54)及び前部吐出長円ポート(56)また後部ピントル軸(503)に設けられた後部吸入長円ポート(55)及び後部吐出長円ポート(57)は各々連通しているピントル切換弁固定部(501)にある各々の接続ポートを経由して中央ケーシングブロック(60)に設けられた前部外部接続吸入ポート(65)、前部外部接続吐出ポート(67)及び後部接続吸入ポート(66)、後部接続吐出ポート(68)に各々接続された構造を特徴とした複列型ラジアルピストンポンプ。
IPC (8件):
F04B 1/04 ,  F04B 1/047 ,  F04B 1/053 ,  F04B 1/10 ,  F04B 1/107 ,  F04B 1/113 ,  F04B 9/02 ,  F04B 53/16
FI (4件):
F04B 9/02 A ,  F04B 1/04 ,  F04B 1/10 ,  F04B 21/00 H
Fターム (16件):
3H070AA01 ,  3H070BB03 ,  3H070CC07 ,  3H070CC27 ,  3H070DD68 ,  3H070DD93 ,  3H071AA03 ,  3H071CC11 ,  3H071CC26 ,  3H071DD32 ,  3H075AA02 ,  3H075BB03 ,  3H075BB20 ,  3H075CC15 ,  3H075CC18 ,  3H075DB22

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