特許
J-GLOBAL ID:200903045359401034
耐摩耗性材料
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-004439
公開番号(公開出願番号):特開平7-207144
出願日: 1994年01月20日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】良好な耐摩耗特性ならびに圧縮永久歪等のゴム弾性的性質を兼ね備えた耐摩耗性材料を提供する。【構成】ポリ塩化ビニル系樹脂(1)100重量部に対して、線形粘弾性測定における引張弾性率が20°Cから70°Cの範囲において7×106dyne/cm2以上8×107dyne/cm2以下である架橋性ポリウレタン(2)を20重量部以上180重量部未満および可塑剤(3)を20重量部以上180重量部未満含む樹脂組成物(A)とポリ塩化ビニル樹脂にポリウレタンがブロック共重合またはグラフト共重合した共重合体もしくはポリ塩化ビニル樹脂とポリウレタンとの組成物を含んでなる樹脂組成物である非架橋性の熱可塑性ポリウレタンを含む樹脂組成物(B)を含んでなる樹脂組成物であって、上記(A)と(B)との配合比が重量比で95/5〜5/95であり、(A)において透過型電子顕微鏡観察で海-島型の相分離構造が観察され、且つ該分離構造のサイズが0.01ミクロン以上500ミクロン以下であるポリ塩化ビニル系樹脂組成物からなる耐摩耗性材料。
請求項(抜粋):
ポリ塩化ビニル系樹脂(1)100重量部に対して、標記1に記載の架橋性ポリウレタン(2)を20重量部以上180重量部未満および可塑剤(3)を20重量部以上180重量部未満含む樹脂組成物(A)と非架橋性の熱可塑性ポリウレタンを含む樹脂組成物(B)を含んでなる樹脂組成物であって、上記樹脂組成物(A)と樹脂組成物(B)との配合比が重量比で95/5〜5/95であり、樹脂組成物(A)において透過型電子顕微鏡観察で海-島型の相分離構造が観察され、且つ該分離構造のサイズが0.01ミクロン以上500ミクロン以下であるポリ塩化ビニル系樹脂組成物からなる耐摩耗性材料。(標記1)線形粘弾性測定における引張弾性率が20°Cから70°Cの範囲において7×106dyne/cm2以上8×107dyne/cm2以下である架橋性ポリウレタン。
IPC (3件):
C08L 75/04 NGG
, C08K 5/00 NGH
, C08L 27/06 LFM
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