特許
J-GLOBAL ID:200903045370029058

射出成形機におけるリザーバ内圧調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-017767
公開番号(公開出願番号):特開平7-205228
出願日: 1994年01月19日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 リザーバ内圧を直接検出する圧力検出器を設ける必要がなく、しかも、リザーバ内圧を一定の値に保持することができるリザーバ内圧調整方法を提供すること。【構成】 計量工程におけるスクリュー後退速度Vを逐次検出して良品成形時の計量工程におけるスクリュー後退速度Vmとの速度偏差εを求めることにより、外乱の影響を受けるスクリュー反力F2の変動を検出する。速度偏差εの方向性に応じ、該偏差εを解消する方向にスクリュー推力F′やスクリュー回転速度を変化させることにより、スクリュー反力F2の変動を除去した推力F1でリザーバ内の樹脂を与圧する。射出シリンダ1内に圧力検出器4を直に取り付ける必要がないので射出成形機の耐久性が向上し、また、リザーバ内圧の安定により溶融樹脂の性状が安定するため、成形不良の少ない射出成形作業を行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
スクリュー位置に対応して設定された回転速度でスクリューを回転駆動して計量工程を行うようにした射出成形機において、計量工程におけるスクリュー後退速度をスクリュー位置に対応させて射出成形機の制御装置に予め設定記憶しておき、計量工程においてスクリュー後退速度の現在値を逐次検出し、現スクリュー位置に対応して射出成形機の制御装置に予め設定記憶されたスクリュー後退速度と前記スクリュー後退速度の現在値との偏差を求め、該速度偏差に基いて前記スクリュー推力を変化させて前記速度偏差を解消することにより、射出シリンダのリザーバ内圧を安定させることを特徴とした射出成形機におけるリザーバ内圧調整方法。
IPC (3件):
B29C 45/50 ,  B22D 17/32 ,  B29C 45/76
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-236618
  • 特開昭63-170015
  • 特開昭63-170015
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