特許
J-GLOBAL ID:200903045373391220

アクリル酸又はメタクリル酸エステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 厚田 桂一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-016940
公開番号(公開出願番号):特開平7-206769
出願日: 1994年01月18日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 (メタ)アクリル酸とアルコールとを共沸脱水溶剤の存在下に酸性触媒で反応させ、未反応の(メタ)アクリル酸と酸性触媒をアルカリ水で中和して除去した有機層より減圧蒸留で溶剤を除去してエステルを得る方法において、溶剤除去を迅速に行ない、製品の着色を防ぐ。【構成】 減圧蒸留で溶剤の留出が遅くなったとき少量の水を加えて蒸留を継続する。【効果】 水の添加によって残りの溶剤の留出が促進され、従来の空気吹込み法に比して溶剤の留出が早く、且つ製品の着色が防止される。
請求項(抜粋):
アクリル酸又はメタクリル酸と沸点が 180°C以上のアルコールとを脱水共沸溶剤の存在下にエステル化反応させた後、アルカリ水溶液で中和して油層を分離し、脱水共沸溶剤として使用した有機溶剤を、回収した油層より減圧蒸溜によって留去する際、有機溶剤の留出速度が低下した時、少量の水を添加して減圧蒸留を継続することを特徴とするアクリル酸又はメタクリル酸エステルの製造方法。
IPC (2件):
C07C 69/54 ,  C07C 67/54

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