特許
J-GLOBAL ID:200903045381505552
波長選択型の音響-光学導波路装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-271008
公開番号(公開出願番号):特開平9-166795
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 平衡状態の光路を有する、調節可能な音響-光導波路スイッチを提供すること。【解決手段】 波長選択型の音響-光導波路装置は、光導波路内に長さの異なる第一及び第二の光導波路の経路150、160を有し、その長さの差が、d=±λ(k+m)で求めた値に等しく、ここで、dは、二つの光導波路の光路の差、λは、上記光信号の波長、kは、0以上で1以下の数字、mは、0または整数であり、上記光信号の少なくとも第一及び第二の寄生成分同士を相シフトさせるために、上記寄生成分同士が破壊的干渉を生ずるようにしたものである。
請求項(抜粋):
複屈折性で且つ光弾性的な材料から成る基層(1)を備え、該基層(1)上には、a)所定の範囲の波長の光信号の少なくとも一つの偏波モード変換段(4)と、b)前記変換段(4)のそれぞれ上流及び下流の位置に配置された第一及び第二の偏波選択要素(2、3)であって、光導波路(90、15、110;100、16、120)内の第一及び第二の光路(150、160)と光学的に接続され、前記第一及び第二の光路(150、160)内にて前記光信号の二つの偏波成分を分離させることのできる前記第一及び第二の偏波選択要素(2、3)とが設けられ、前記偏波モード変換段(4)が、a1)前記光導波路(90、15、110;100、16、120)内の前記第一及び第二の光路(150、160)と、a2)前記光導波路(90、15、110;100、16、120)内の前記第一及び第二の光路(150、160)の少なくとも一方の一部を含む、少なくとも一つの第一の音響導波路(18、19;30)と、a3)前記第一の音響導波路(18、19;30)と関係付けられた、第一の表面音響波発生手段(20、21;31)とを備える、波長選択型の音響-光学導波路装置にして、前記光導波路(90、15、110;100、16、120)内の前記第一及び第二の光路(150、160)が互いに異なる光学長さを有し、その長さの差が、次式で求められた所定の値に等しく、d=±λ(k+m)ここで、dは、二つの光導波路(90、15、110;100、16、120)の前記光路(150、160)の差、λは、前記光信号の波長、kは、0以上で1以下の数字、mは、0または整数であり、前記第二の偏波選択要素(3)から出る前記光信号の少なくとも第一及び第二の寄生成分同士を相シフトさせて、該寄生成分が破壊的干渉を受けるようにしたことを特徴とする波長選択型の音響-光学導波路装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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