特許
J-GLOBAL ID:200903045389531226

時分割多元接続無線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-242646
公開番号(公開出願番号):特開平6-069877
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 高信頼度の回線運用を可能とし、不稼働率を低減する。【構成】 親局装置1の符号誤り率監視部15は受信信号処理部12で分離された信号から検出した符号誤り率をスレッショルド判定部16に出力する。スレッショルド判定部16はこの符号誤り率を予め設定されたスレッショルド値と比較し、符号誤り率がスレッショルド値を越えたか否かを判定する。回線優先順位判別制御部22は符号誤り率がスレッショルド値を越えたと判定されると、子局装置の回線優先順位を調べ、通信停止制御部23および誤り訂正指示制御部24を駆動する。通信停止制御部23は回線優先順位が低い子局装置に対して回線の通信停止を指示する情報を生成する。誤り訂正指示制御部24は回線優先順位が高い子局装置に対して回線優先順位が低い子局装置に割当てられたタイムスロットを使用して符号誤り訂正用符号を送出するよう指示する情報を生成する。
請求項(抜粋):
親局と、1フレーム内に夫々割当てられたタイミングと容量とにしたがってデータを夫々時分割で前記親局に送出する複数の子局とから構成される時分割多元接続無線装置であって、前記親局と前記複数の子局との間の回線の符号誤り率を監視する監視手段と、前記監視手段で検出された符号誤り率が予め設定された設定値以上となったか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で設定値以上と判定されたときに前記複数の子局のうち各々に予め付与された優先順位が低い子局に対して通信を停止するよう制御する停止手段と、前記優先順位が高い子局に対して前記停止手段によって前記通信が停止された子局に対応するタイミングと容量とを符号誤り訂正用の符号伝送に使用するよう制御する訂正手段とを設けたことを特徴とする時分割多元接続無線装置。

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