特許
J-GLOBAL ID:200903045390482247

押出し加工性及び鍛造性に優れた自動車用軸部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166230
公開番号(公開出願番号):特開平5-253644
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 例えばリヤアクスルシャフト、ギヤシャフト及びプロペラシャフト等の軸部の端部に軸部よりも大径の頭部を一体に成形した軸部品の製造方法、特に押出し加工及び鍛造時にシェブロンクラックが生じない製造方法を提案する。【構成】 C:0.20〜0.8 wt%、Si:0.01〜1.0 wt%、Mn:0.3 〜2.0 wt%、Cr:0.05〜1.0 wt%、P:0.005 〜0.050 wt%及びS:0.005 〜0.050 wt%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる溶鋼を連続鋳造し、その際、鋳片内部溶鋼が凝固を完了するクレータエンド近傍にて、取鍋中溶鋼のC含有量(C0)に対する鋳片軸心部におけるC含有量(C)の比C/C0が0.8 〜1.1 となる、成分濃化防止処理を施し、次いで押出し加工による軸部の成形と鍛造による頭部の成形とを施し、軸部端に軸部よりも大径の頭部を一体成形することによって、シェブロンクラックの発生を防止する。
請求項(抜粋):
C:0.20〜0.8 wt%、Si:0.01〜1.0 wt%、Mn:0.3 〜2.0 wt%、Cr:0.05〜1.0 wt%、P:0.005 〜0.050 wt%及びS:0.005 〜0.050 wt%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる溶鋼を連続鋳造し、その際、鋳片内部溶鋼が凝固を完了するクレータエンド近傍にて、取鍋中溶鋼のC含有量(C0)に対する鋳片軸心部におけるC含有量(C)の比C/C0が0.8 〜1.1 となる、成分濃化防止処理を施し、次いで押出し加工による軸部の成形と鍛造による頭部の成形とを施し、軸部端に軸部よりも大径の頭部を一体成形することを特徴とする押出し加工性及び鍛造性に優れた自動車用軸部品の製造方法。
IPC (5件):
B22D 11/00 ,  B21C 23/14 ,  B21K 1/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18

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