特許
J-GLOBAL ID:200903045391293197

冷凍機の冷水負荷率制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高田 守 ,  高橋 英樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-319690
公開番号(公開出願番号):特開2007-127321
出願日: 2005年11月02日
公開日(公表日): 2007年05月24日
要約:
【課題】冷凍機電力を制御装置で予測し、冷凍機電力が最小になるように冷水ポンプの冷水負荷率(冷水流量)を制御し、高い省エネを実現する冷凍機の冷水負荷率制御装置を得る。【解決手段】複数の冷凍機23を用いた冷水製造システムにおいて、冷凍機入口の冷却水温度を測定する冷却水温度測定手段27を設け、制御装置26に冷却水温度毎の冷水負荷率と冷凍機電力の関数である部分負荷特性を入力し、制御装置は、還路側冷水温度計15と還路側流量計13により還路側の冷水温度と冷水流量を計測し、これを基に冷水総熱量を計算し、冷却水温度測定手段により冷凍機入口冷却水温度を計測し、部分負荷特性から負荷率毎の各冷凍機電力を計算し、それから冷水総熱量に対して必要な冷凍能力を満足し、電力の合計が最小となる負荷率の組み合わせを予測し、予測した負荷率となるように冷水ポンプの回転数を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷水のユースポイントである冷水負荷と、冷水負荷の入口側に設けられた往路側冷水ヘッダーと、冷水負荷の出口側に設けられた還路側冷水流量計と、往路側ヘッダー温度計と、還路側冷水温度計と、還路側冷水ヘッダーと、冷凍機出口流量計と、複数台の1次冷水ポンプと、冷凍機出口温度計と、冷凍機入口温度計と、複数台のターボ冷凍機と、複数台の冷却水ポンプと、複数台の冷却塔と、制御装置とを備え、各ターボ冷凍機で製造された冷水を、各1次冷水ポンプにて、往路側冷水ヘッダーを通して冷水負荷に送水し、冷水負荷で熱交換後、還路側冷水ヘッダーを通して各ターボ冷凍機に戻るように構成された複数台の冷凍機を用いた冷水製造システムにおいて、 冷凍機入口の冷却水温度を測定する冷却水温度測定手段を設け、前記制御装置に冷却水温度毎の冷凍機冷水負荷率と冷凍機電力の関数である部分負荷特性を入力し、前記制御装置は、前記還路側冷水温度計と還路側流量計により還路側の冷水温度並びに冷水流量を計測し、これらの計測値を基に冷水総熱量を計算し、さらに、前記冷却水温度測定手段により冷凍機入口冷却水温度を計測し、前記部分負荷特性から冷水負荷率毎の各冷凍機電力を計算し、その結果から冷水総熱量に対して必要な冷凍能力を満足し、かつ、電力の合計が最小となる負荷率の組み合わせを予測し、予測した負荷率となるように前記冷水ポンプの回転数を制御することを特徴とする冷凍機の冷水負荷率制御装置。
IPC (2件):
F24F 11/02 ,  F24F 5/00
FI (2件):
F24F11/02 102L ,  F24F5/00 101Z
Fターム (7件):
3L054BF01 ,  3L054BF03 ,  3L054BF20 ,  3L060CC05 ,  3L060CC15 ,  3L060DD02 ,  3L060EE34
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 空調設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-037875   出願人:日立プラント建設株式会社
審査官引用 (3件)

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