特許
J-GLOBAL ID:200903045397232050

空気調和装置の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-142626
公開番号(公開出願番号):特開平5-332622
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 吐出冷媒温度が最適の冷凍効果を与える温度になるよう電動膨張弁開度を制御する空気調和装置において、湿り運転と凍防運転とを回避する。【構成】 最適温度演算手段51により、冷媒の蒸発温度Te及び凝縮温度Tcから吐出冷媒の最適温度Tkを演算し、開度制御手段52により、吐出管温度Tdが最適温度Tkになるよう電動膨張弁の開度を制御する。目標値制限手段53により、最適温度kを下限温度(60°C)よりも高く制限する。これにより、電動膨張弁開度の開きすぎを規制し、凝縮温度の誤検知等に起因する湿り運転を防止する。外気温度Taが所定値(5°C)よりも低いときには、下限温度変更手段54により、下限温度を外気温度の低下につれて低くするよう変更する。これにより、蒸発温度Teの過低下による凍防運転への突入を回避する。
請求項(抜粋):
圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、電動膨張弁(5)及び室内熱交換器(6)を順次接続してなる冷媒回路(9)を備えた空気調和装置において、冷媒の蒸発温度を検出する蒸発温度検出手段(The又はThc)と、冷媒の凝縮温度を検出する凝縮温度検出手段(Thc又はThe)と、上記蒸発温度検出手段(The又はThc)及び凝縮温度検出手段(Thc又はThe)の出力を受け、現在の冷媒の蒸発温度と凝縮温度とに対して最適な冷凍効果を与える吐出冷媒の最適温度を演算する最適温度演算手段(51)と、吐出冷媒の温度を検出する吐出温度検出手段(Th2)と、該吐出温度検出手段(Th2)で検出される吐出冷媒温度が上記最適温度演算手段(51)で演算された最適温度になるよう上記電動膨張弁(5)の開度を制御する開度制御手段(52)とを備えるとともに、上記最適温度演算手段(51)で演算される最適温度を所定の下限温度よりも高く制限する目標値制限手段(53)と、外気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、冷房運転時、該外気温度検出手段(Tha)の出力を受け、外気温度が所定値以下のときには、上記最適温度の下限温度を外気温度が低くなるにつれて低下させるよう変更する下限温度変更手段(54)とを備えたことを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 304 ,  F24F 11/02 102

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