特許
J-GLOBAL ID:200903045399231379

パルス管冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-075672
公開番号(公開出願番号):特開平8-271070
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】第2パルス管17の温端部17cの抜熱に貢献でき、冷凍性能を一層向上させ得るのに有利な多段式のパルス管冷凍機を提供する。【構成】この冷凍機は、冷媒の圧力を振動させる圧力振動源1と、放熱器2と、第1蓄冷器3と、第1段の冷凍を取り出す第1吸熱器4と、第1パルス管5と、位相調整器6とを備えている。第2蓄冷器15、第2吸熱部16、第2パルス管17が第2段冷凍系として装備されている。第2パルス管17の温端部17cは、第1吸熱器4に絞り弁20を介して連通している。温端部17cを低温領域に維持できる。
請求項(抜粋):
ガス状の冷媒の圧力を振動させる圧力振動源と、該圧力振動源に一体にまたは別体として連通され冷媒の熱を放熱する放熱器と、該圧力振動源の圧力振動が伝達される第1蓄冷空間をもち蓄冷材が該第1蓄冷空間に装填された第1蓄冷器と、該第1蓄冷器に連通された第1吸熱器と、一端部が該第1吸熱器に連通された中空状をなす第1パルス管と、第1パルス管の他端部に連通され冷媒の圧力変動と位置変動の位相差を調整する位相調整器とをもつ第1段冷凍系を備えたものであって、第2蓄冷空間をもち第2蓄冷材が該第2蓄冷空間に装填された第2蓄冷器、第2吸熱器、第2パルス管を第2段冷凍系として設け、該第2蓄冷器の一端部が該第1吸熱器に連通され、該第2蓄冷器の他端部に第2吸熱器が連通され、該第2パルス管の一端部が該第2吸熱器に連通され、該第2パルス管の他端部である温端部が流量規制手段を介して該第1吸熱器、該第1蓄冷器のうちの第1吸熱器側、及び該第1パルス管のうちの第1吸熱器側の少なくとも一方に連通されており、該第2パルス管の該温端部が常温領域以下の温度に設定されていることを特徴とするパルス管冷凍機。

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