特許
J-GLOBAL ID:200903045400994969

電力線を用いる通信装置及び通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-067219
公開番号(公開出願番号):特開平11-346178
出願日: 1999年03月12日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 正弦波信号に任意の波形情報信号が重畳された合成信号から、重畳された波形情報信号を、時間軸上に波形を歪ませることなく分離し得る電力線を用いる通信装置及び方法を提供する。【解決手段】 交流電力線400a、bに接続される変圧トランスTの相互インダクタンスMの項と自己インダクタンスL2 の項を考慮した電力線基本モデルによって、変圧トランスTのインピーダンスの影響による情報波形の波形歪を最小限に抑制するコンデンサC1 、C2 の定数を適宜選択し信号重畳装置320を設計すれば、所望とする任意の波形の歪を最小限に抑えて電力信号に重畳できる。これにより、例えば階段形状のパルス波形も波形歪を最小限に抑えて電力信号に重畳することができるため、交流電力線の電力信号を搬送波として情報信号を伝送する電力線搬送においてCDMAを可能にする。
請求項(抜粋):
波形信号の重畳された正弦波信号から正弦波信号を取り出すフィルタと、前記フィルタにより取り出された正弦波信号に位相のずれを与える位相変位手段と、前記フィルタにより取り出された正弦波信号と、前記位相変位手段により位相のずれの与えられた正弦波信号とを加算して、波形信号の重畳される前の正弦波信号を生成する位相変換手段と、前記位相変換手段にて生成された正弦波信号を、波形信号の重畳された正弦波信号から減算することにより、該波形信号を取り出す減算手段と、を備えることを特徴とする電力線を用いる通信装置。
IPC (3件):
H04B 3/54 ,  H04B 3/06 ,  H04B 1/707
FI (3件):
H04B 3/54 ,  H04B 3/06 E ,  H04J 13/00 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-101828
  • 特開昭64-024640
  • 特開昭60-070907
全件表示

前のページに戻る