特許
J-GLOBAL ID:200903045403073350

射出成形機の可塑化スクリュ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-156743
公開番号(公開出願番号):特開平10-000665
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 射出成形機において、高濃度の粉体フィラー入り樹脂原料を容易に可塑化可能として、従来、困難であった高濃度フィラー入り樹脂製品を容易に生産可能とする可塑化スクリュを提供する。【解決手段】 可塑化スクリュのねじ部を、長さL1 =15D〜17D(Dはスクリュの外周直径)の圧縮ゾーンと、長さL2 =3D〜5Dの計量ゾーンとより成り、かつ圧縮比(上記圧縮ゾーン入口のねじ溝深さと圧縮ゾーン出口のねじ溝深さの比率)を1.2〜1.8に構成するとともに、上記スクリュの先端部外周に嵌合されるチェックリングの内周の最小流路面積を、上記ねじ部の計量ゾーン出口の流路面積の80%に構成し、樹脂のねじ部での詰まりを回避し、流路の流動抵抗を低減する。
請求項(抜粋):
加熱されたシリンダー内でスクリュを回転させて樹脂を溶融可塑化し、金型内に射出する射出成形機の可塑化スクリュ装置であって、上記スクリュは、そのねじ部を、長さL1 =15D〜17D(Dはスクリュの外周直径)の圧縮ゾーンと、長さL2 =3D〜5Dの計量ゾーンとより成り、かつ圧縮比(上記圧縮ゾーン入口のねじ溝深さと圧縮ゾーン出口のねじ溝深さの比率)を1.2〜1.8に構成されるとともに、上記スクリュの先端部外周に嵌合されるチェックリングの内周の最小流路面積を、上記ねじ部の計量ゾーン出口の流路面積の80%に構成されてなることを特徴とする射出成形機の可塑化スクリュ装置。
IPC (2件):
B29C 45/60 ,  B29C 45/52
FI (2件):
B29C 45/60 ,  B29C 45/52

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