特許
J-GLOBAL ID:200903045406454141

透かしデータ挿入方法及び透かしデータ検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183429
公開番号(公開出願番号):特開平11-032200
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 映像、音声等の信号に、検知され難い透かしデータを挿入する方法及びその検出方法を実現すること。【解決手段】 入力信号を周波数変換する変換処理手段1と、透かしデータの挿入位置を決定する擬似乱数発生手段21とを設ける。入力信号をウエーブレット変換手段11を用いて2次元周波数成分に変換する。この変換係数Biに対して、周波数と振幅に応じて擬似乱数PNijを乗算する。この乗算結果biを重み付け加算手段23に入力し、透かしデータWjを加算する。透かしデータの挿入された信号xiと、減算手段24で生成された透かしデータの挿入されない信号riを逆変換処理手段3に入力し、逆ウエーブレット変換する。こうすると信号全体に効率よく透かしデータを挿入でき、且つ人に知覚されにくい信号位置を選択できる。
請求項(抜粋):
入力信号に透かしデータを挿入する透かしデータ挿入方法であって、入力信号を周波数変換する周波数変換処理ステップと、周波数変換処理された入力信号に、透かしデータを挿入する透かしデータ挿入ステップと、透かしデータの挿入された信号を逆周波数変換して透かし入り信号を得る周波数逆変換処理ステップと、を具備し、前記透かしデータ挿入ステップは、透かしデータ挿入位置を擬似乱数で決定し、透かしデータの挿入されなかった位置の信号成分を参照信号として残し、前記周波数逆変換処理ステップに与えることを特徴とする透かしデータ挿入方法。
IPC (2件):
H04N 1/387 ,  G09C 5/00
FI (2件):
H04N 1/387 ,  G09C 5/00

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