特許
J-GLOBAL ID:200903045410692782
無段変速機ベルトの製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小松 高
, 和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-087188
公開番号(公開出願番号):特開2006-265664
出願日: 2005年03月24日
公開日(公表日): 2006年10月05日
要約:
【課題】工程負荷の少ない製造プロセスで合理的な強度・疲労特性を有する無段変速機ベルトを製造する。【解決手段】質量%で、C:0.15%以下、Si:3.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Ni:0.05〜7.0%、Cr:8.0〜18.0%、N:0.10%以下、Ti:0〜0.05%、Cu:0〜3.0%、B:0〜0.015%、残部Feおよび不可避的不純物からなる化学組成をもち、母材および溶接部とも、残留オーステナイト相:0〜10体積%、フェライト相:0〜50体積%、残部のマトリクスがマルテンサイト相の金属組織をもつ、溶接でリング状にしたリング状鋼板を、塩浴窒化法、ガス浸硫窒化法、プラズマ窒化法のいずれかにより300〜600°C×1〜120分の窒化処理に供する無段変速機ベルトの製造法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.15%以下、Si:3.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Ni:0.05〜7.0%、Cr:8.0〜18.0%、N:0.10%以下、Ti:0〜0.05%、Cu:0〜3.0%、Mo:3.0%以下、B:0〜0.015%、残部Feおよび不可避的不純物からなる化学組成をもち、母材および溶接部とも、残留オーステナイト相:0〜10体積%、フェライト相:0〜50体積%、残部のマトリクスがマルテンサイト相の金属組織をもつ、溶接でリング状にしたリング状鋼板に対し、下記の「塩浴窒化法」、「ガス浸硫窒化法」、「プラズマ窒化法」のいずれかにより窒化処理を施す無段変速機ベルトの製造法。
〔塩浴窒化法〕NaCN、KCN、NaCNOおよびKCNOの1種以上を基本成分としNa2CO3およびK2CO3の1種以上を含む300〜600°Cの溶融塩中に、当該リング状鋼板を1〜120分間浸漬する。
〔ガス浸硫窒化法〕アンモニアガスを基本成分としH2Sを混合した300〜600°Cのガス雰囲気中に、当該リング状鋼板を1〜120分間曝す。
〔プラズマ窒化法〕窒素ガスを基本成分とする減圧ガス中で当該リング状鋼板と電極との間に生成させたプラズマによって、当該リング状鋼板を300〜600°C、1〜120分間加熱する。
IPC (8件):
C21D 9/40
, C21D 1/06
, C22C 38/00
, C22C 38/54
, C23C 8/28
, C23C 8/38
, C23C 8/50
, F16G 5/16
FI (8件):
C21D9/40 A
, C21D1/06 A
, C22C38/00 302Z
, C22C38/54
, C23C8/28
, C23C8/38
, C23C8/50
, F16G5/16 B
Fターム (26件):
4K028AA02
, 4K028AB01
, 4K028AB06
, 4K028AC08
, 4K028BA02
, 4K028BA12
, 4K042AA23
, 4K042AA24
, 4K042AA25
, 4K042BA01
, 4K042BA03
, 4K042BA04
, 4K042BA11
, 4K042CA02
, 4K042CA03
, 4K042CA05
, 4K042CA07
, 4K042CA08
, 4K042CA10
, 4K042CA11
, 4K042CA12
, 4K042CA14
, 4K042CA16
, 4K042DA06
, 4K042DC02
, 4K042DC04
引用特許:
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