特許
J-GLOBAL ID:200903045412881760

繊維強化炭化ケイ素複合材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院九州工業技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201388
公開番号(公開出願番号):特開2000-313676
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 強化繊維束を樹脂からのガラス状炭素で緻密に覆い、その強度劣化をもたらさずに、靭性においてすぐれ、かつ複雑な形状のものでも容易に製造できる繊維強化炭化ケイ素複合材の製造方法を提供する。【解決手段】 シリコン粉末と樹脂を含んだ繊維のプリプレグを作製して所要形状に成形し、或いは、樹脂を含んだ繊維のプリプレグとシリコン粉末と樹脂を含んだ織布のプリプレグとを交互に積層して成形し、これらの成形体を不活性雰囲気下で900〜1350°Cで炭素化する。その後、樹脂を含浸し、再び不活性雰囲気下で900〜1350°Cで焼成し、この樹脂含浸及び焼成を1〜5回繰り返す。次に、得られた炭素化複合材を、真空或いは不活性雰囲気下で1300°C以上の温度で反応焼結させることにより開気孔を生成せしめ、最終的には、真空或いは不活性雰囲気下において1300〜1800°C程度の温度でこの焼成体にシリコンを溶融含浸し、繊維強化炭化ケイ素複合材を製造する。
請求項(抜粋):
シリコン粉末と樹脂を含んだ繊維のプリプレグを作製、成形し、この成形体を不活性雰囲気下で900〜1350°Cで炭素化し、得られた炭素化複合材を、真空、或いは不活性雰囲気下において、1300°C以上の温度で反応焼結させることにより開気孔を生成せしめ、最終的には、真空或いは不活性雰囲気下において、1300〜1800°Cの温度で、この焼成体の開気孔部分にシリコンを溶融含浸することを特徴とする繊維強化炭化ケイ素複合材の製造方法。
IPC (4件):
C04B 35/80 ,  C04B 35/565 ,  C04B 35/573 ,  C04B 35/65
FI (4件):
C04B 35/80 C ,  C04B 35/56 101 L ,  C04B 35/56 101 U ,  C04B 35/65
Fターム (17件):
4G001BA60 ,  4G001BA62 ,  4G001BA77 ,  4G001BA78 ,  4G001BA86 ,  4G001BB22 ,  4G001BB86 ,  4G001BC32 ,  4G001BC33 ,  4G001BC46 ,  4G001BC47 ,  4G001BC52 ,  4G001BC54 ,  4G001BC57 ,  4G001BD14 ,  4G001BD16 ,  4G001BE32
引用特許:
審査官引用 (1件)

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