特許
J-GLOBAL ID:200903045424979189

音声のピッチを決定する方法と音声伝達システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-216491
公開番号(公開出願番号):特開平8-160997
出願日: 1984年04月11日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】処理装置に大きな負担をかけずに、一連のフレームにわたって一貫してピッチと有声音性の判別か行なわれる、音声伝達システム及び方法を提供する。【構成】LPC分析器と、ピッチ検出器と、音声データの前フレームと現フレームの関係から最適のピッチと最適の有声音性判別を定める最適化手段と、各音声データ・フレーム毎のLPCパラメータ、最適のピッチ及び最適の有声音性判別を符号化する符号器を有する音声伝達システム。
請求項(抜粋):
LPC(線形予測符号化)方式によりそこへ入力として供給されるアナログ音声信号を分析し、アナログ音声信号を表す出力に対応する一連の列の音声データ・フレームと各々の残差信号で構成されたLPCパラメータと残差信号とを供給するLPC分析手段と、該LPC分析手段と接続されていて該列の各々の音声データフレームの複数のピッチ候補を決定するピッチ抽出手段と、該LPC分析手段及び該ピッチ抽出手段と関連して、該フレーム列の前後にある各音声データ・フレーム毎に最適のピッチと最適の有声音性判別を判別するために、各音声データ・フレーム毎の該複数のピッチ候補と各音声データ・フレーム毎に有声音/無声音の判別の両者に関してダイナミック・プログラミングを実行するための手段であって、現在フレームの各ピッチ候補と前のフレームの各ピッチ候補間の遷移誤差を定め、現在のフレームの各ピッチ候補の累積誤差を定め、該累積誤差は前のフレームにおいて最適と認定されたピッチ候補の累積誤差と該現在のフレームの各ピッチ候補の遷移誤差の和に等しく、該前のフレームおいて最適と認定されたピッチ候補は前のフレームのピッチ候補のなかから、該現在のフレームのピッチ候補に対応する累積誤差が最小になるように選ばれる最適化手段と、該LPC分析手段、ピッチ抽出手段及び最適化手段と接続されていて、各音声データ・フレーム毎の該LPCパラメータと上記最適のピッチと最適の有声音性判別とを符号化する符号化手段とを含む人間の音声を符号化して再生する音声伝達システム。
IPC (5件):
G10L 9/14 301 ,  G10L 9/14 ,  G10L 3/00 515 ,  G10L 9/00 301 ,  H04B 14/04
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭52-026107
  • 特開昭49-024503
  • 特開昭51-138307
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